*

大小どっち コーヒー豆の大きさ、味わいに関係あるの?

プロローグ

夏の日、クーラーの効いたお店でホットコーヒーを飲むのが好きです。
蝉の鳴き声を聞きながら、口にしているのはグァテマラコーヒー。

 

今回、入荷したコーヒー生豆は特に上質なもので、グァテマラのフライハーネスという地域のもの。
サンフランシスコ農園産で、グァテマラのコーヒーは味わいの繊細さが特徴なのですが、そこに質感を加えてより複雑になった味わいです。

 

静かな時間にゆっくりと味わい、読書や今僕のようにブログを書きながらにもってこいのコーヒーです。

 

甘い香りに癒されながら、今このブログを書いています。
こんにちは 焙煎アーティスト 島 規之です。

 

IMG_3247

 

コーヒー豆の大小の大きさ、味わいに関係あるのか

島珈琲の場合、コーヒー豆は密閉保存ビンに入れ棚に並べてデスプレイしております。

 

そのビンを見ていると何か気づきませんか。
そうです、コーヒー豆にも地域や国によって、大小の大きさがありますよね。

 

見た目が大きいもの、小粒のもの、その真ん中くらいのもの、と様々です。

 

大きいから味わいがいいのか、小さいからギュッと詰まっていて味わいがいいのか、今回はこのことについて書いていきますね。

 

島珈琲で言うと、マンデリンというインドネシア・スマトラ島のコーヒー豆が見た目が大きいです。
これは品種によるもので、マンデリンはだいたいどの地域のものも大きい豆なのが特徴です。

 

小さいのは、エチオピアモカですね。
こちらの国のコーヒー豆はだいたい小粒のものが多いです。

 

サイズ分けもある

基本的にはサイズ分けをしますが、豆の大きさにより価値が変わる国・地域もあります。

 

#18とか#19というの記号はコーヒー豆の中では大きいサイズになり、その地域や農園での総生産量のだいたい1割か2割しかないため(くらいだったはずです)、価値がつき重宝されている場合もあります。

 

コロンビアなどはスプレモ(大きい豆)エキセルソ(中粒の豆)などと名前で分けられているところもあります。

 

そして現在14年、お店をしていて僕なりの経験論で言わせてもらうと、マンデリンを除いて、大きいよりも小粒中粒の方が美味しいのではないか、というところに辿り着いています。

 

大きいのは見た目が良いですが、野菜とかと同じで大きいのは大味のような気がしています。

 

小粒中粒は山椒じゃないけどもピリリと、旨味が凝縮されていたり香りが良いモノが多いと14年間の中で感じてきました。

 

エピローグ

なので、基本的に僕はコーヒー豆の大きさは「大きい」にはこだわらず、好んで小粒中粒のほうをチョイスしています。

 

もちろん大粒には大粒にしかない味わいがあります。
それを否定しているのではありませんからね。

 

僕の口には小粒中粒の方が好みの味わいだ、と感じているというお話です。

 

以上、コーヒー豆の大きさのお話でした。
アディオース!

 

 

薫る島珈琲をもう一杯。

 

おおきに、いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546

 

購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
https://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

 

IMG_0184

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

大小どっち!コーヒー豆の大きさは味を左右するのか

プロローグ 先日、娘に自転車をプレゼントしました。 娘は乗り物が大好きで、案の定 自転車も気に入

記事を読む

2月の季節のブレンドはマンデリンをベースに

昨日は岡町本店・高槻店共に定休日で、僕のお休みでした。 ちょっと郵便局に用事があったので、バイクに乗

記事を読む

コロンビア、脂がのってきた (4782)

次の月曜日のお休みには、カミさんとバイクで二人乗りして、高槻の原方面にある「神峯山寺」へ紅葉を観に行

記事を読む

岡町本店には消煙機 アフターバーナーがあるんです

日曜日は、日曜日だけが営業のお店、岡町本店へ来て営業しております。 このお店のある通りは、もともと岡

記事を読む

ペーパードリップとドリップバッグの違いは何?

島珈琲の通販は主にゆうパックを利用して、全国の皆様にお届けしています。 宅配業者さんの人手不足や通

記事を読む

焙煎すると水分が飛び、コーヒー豆が軽くなる

くどいですが、本日10月31に日水曜日、11月1日木曜日は高槻店、ならびに通販における発送業務、受付

記事を読む

そろそろコスタリカ (5068)

今日は前の月曜日に焙煎した、コーヒーシロップ無糖の焙煎豆38キロを工場へ発送するため、5キロ×7、3

記事を読む

家庭用ミルの便利な掃除道具、三種の神器はこれ!

プロローグ 世間一般のお正月休みが終わると、お店は一段落し流れは緩やかになります。 そのはずだと

記事を読む

コラボカフェ

 福祉施設とのコラボカフェ   福祉施設の名前が ぷれいすBeと言います

記事を読む

820ブレンド カフェラテ

  820ブレンド カフェラテ 黄金比8:2 牛乳8に対してカフェラテ小町2で割ると とっ

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
24年目へ (5220)

島珈琲の開業は、2002年3月29日です。   来月には23

1度に出来る焙煎コーヒー豆の量 (5219)

現在、高槻店ではNTTの光通信を使用しておりますが、先日より大阪ガスさ

グァテマラとコロンビアのブレンド (5218)

Windows10のサポートがこの秋ぐらいに終了となるということで、僕

はちみつのような甘さ (5217)

最近もっともお店でお客さんに聞かれることは「コーヒー豆高くなってますよ

コンビニコーヒーのちから (5216)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店に来まして、いつ

→もっと見る

PAGE TOP ↑