グァテマラはどこで買ってもグァテマラか?
最近 島家では、晩御飯が終わりコーヒータイムが終わると、ゲーム大会という流れになっています。
娘から始まって、次にカミさん、そして酔っ払いの僕。笑
それが終わると、みんなで寝たり、僕だけ居間に残り、本を読んだり、ぼっーーーとしたり。
昨晩は娘と布団へ向かい、お話しながらそして娘は夢の世界へ。
娘は寝ているにも関わらず、ゲームをしているようなカッコをしていて。
夢でもゲームをしているのかな、とその様子を見て、微笑んでいた僕でした。
さて、昨日、お客さんと会話していたことをブログに。
チャーハンはどこで食べてもチャーハンか?
チャーハンはチャーハンでも、そのお店お店で微妙に味わいが違い、味付けの個性もまた違いがありますよね。
コーヒーも同じで、グァテマラやブラジル、コロンビアと、銘柄の国が一緒であれば同じかというと、味わいも含め微妙にいろいろと違います。
その分別がつきにくいのがコーヒーなのですが、何が違うのか、というところを説明しますね。
まず同じグァテマラであっても、生産国は一緒だけど、生産地が違う。
お米で言ったら、日本米の福井産と秋田産みたいに、生産地が変われば気候風土も違うので、出来た農産物の味わいが変わってきますよね。
そこに品種、それから精製法の違いがあります。
そして農園の違い、これは育てる人の違いですね。
もちろん農協の様に地区で集まるコーヒー豆、というのもあります。
次にショップで
焙煎機のタイプによる味わいの違い。
ごく簡単に、料理で例えると、お肉をフライパンで焼くか、網焼きで焼くか、とかそんな違いですね。
そして焙煎度合いの違い、あっさり酸味がありフルーティな感じの中煎り=中焙煎、もしくは苦みとコクの深煎り=深焙煎か。
同じ国の銘柄のコーヒー豆でも、こうした違いがあり、お店によって考え方やスタンスが違うので、味わいが違ってくるのですね。
特に島珈琲のような個人店は、それがいわゆるお店の個性の味わいとなります。
同じ生産国の銘柄で、そして同じ生産地だと、共通した風味というのはありますが、それをどう料理するのか、料理人による微妙な味付けの違いのようなものが、焙煎人による味わいの違いになる、そんな感じですね。
そこがお店の特長であり、持ち味である、わかりにくいのですがコーヒー屋さんによる違いになります。
なので、同じグァテマラまでもお店が違えば(大手チェーン店は同じかもしれません)、違うもの、ということになります。
ちょっとわかりにくい説明ですが、お店によって違うということを頭の隅にでもおいておいてくださいね。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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