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コクのあるコーヒーはどうしてつくられるの?

昨日、奥さんと月曜日のお休みの日、何をするか会議しておりました。
というのも、娘の幼稚園が午後までなので、それまでフリーに。

 

映画に行くか、バイクでツーリングするか、2つの選択になりました。

 

奥さんがツーリングに行きたいという鶴の一声で、近場のツーリングへ。
僕が住んでいるのは大阪・高槻です。
高槻は中心部からちょっと行くと、緑の豊かな場所へすぐに移動でき、とても良い街です。

 

摂津峡という公園があり、2人乗り、タンデムでちょっとブラブラと初夏の風を受けながらそこへ行き、楽しんでこようと思ってます。

 

バイクは空気の冷たさや、風の温度が急に変わったりして、自然を感じることができるので楽しいです。
美しい景色を見ながら、感性も磨いてきたいと考えていますが、純粋にツーリングを楽しむのが先ですね。

 

さぁ週末土日は張り切りますよー!
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

 

コーヒーのコクはどう作られるのか

僕のような焙煎屋目線でお話をさせてもらうと、コーヒーのコクというのは作るモノではなく、あるものだと思ってます。

 

どういうことかというと、焙煎やドリップでコクのあるように味わいを作りだすことも可能ですが、それは限界があるというか、何かを強く引き出すと何かを失うことにもなるので、味わいのバランスがおかしくなることがあります。

 

なので、もともとコクを持っているコーヒー豆を使い、コクを引き立てる、ということです。
あるものにフューチャーする、というところでしょうか。

 

なんか、難しい言い回しになってますね、ごめんなさい。

 

カンタンに言うとですね、コクは作るのではなく、もともとコーヒー豆が持っているもの、となります。
但し全てのコーヒー豆が同じ様に持っているものではなく、コクの強いモノ、コクの弱いモノ、様々なんですね。

 

コクのあるコーヒー豆はどれ?

僕がコクが強くあるコーヒー豆だなぁと思うものを、ラインナップにあるなし関わらず書いていきますね。

 

まずはマンデリン、タンザニア、パプアニューギニア、ケニア、このあたりがもともとコクを持っていると僕が感じているコーヒー豆です。
もちろんそれらの国のものでも、コクが弱いものもありますからね。

 

あとはブラジル、グァテマラ、コクがあるといえばあるなぁ、という感じです。

 

コクのあるコーヒー豆が欲しいのです、と言われると中焙煎・深焙煎の好みをお聞きして、お好みに合わせたコクのあるコーヒーをオススメしています。

 

ブレンドを作るときも、コクというのは大事な味わいなので、コクがあるコーヒー豆をいくつかチョイスして、そのブレンドを調合します。

 

コーヒーとコクは切っても切れない関係と思っていますが、コクの強いモノ、そうでないものは気候風土や育つ環境が大きく左右されていると考えます。

 

コクのあるコーヒー豆、頭にいれてお好みのコーヒー豆を探してみてくださいね。

 

コーヒーのコクは、コーヒー豆の持ってる能力で決まる、そんなふうに覚えてもらえると嬉しいです。
今回はそんな、コーヒーのコクのお話でした。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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