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カフェ・コーヒー店、お店を出すのに、いくらくらいの予算がかかったの?

公開日: : カフェオープンに参考になる話

先日は中学時代の友だち、今日は高校時代の友だちがお店に来てくれて、なんかむちゃむちゃ嬉しい僕です。

 

会いたい人、行きたいお店はたくさんあるのに僕の方からなかなか動けず、わざわざ来てくれる友人に嬉しい反面、申し訳ない思いもあったりして複雑になるけど、嬉しいです!

 

高校時代の友だちは大阪江坂でフレンチレストランを経営しています。
見てください、このパンお土産にもらちゃった!めっちゃめっちゃ美味しいです。

 

 

 

パンを作るのは手間がかかるけど楽しいから好きやねん、と藤井シェフ。
僕はまだお店に行けてないけど、このパン食べたらわかるで、うん、料理も想像できますね。

 

よし、必ず行くよ!

 

大阪江坂より徒歩5分

ル ヴェール フレ
大切な方とぜひ素敵な時間を素敵な藤井シェフの料理で過ごしてくださいね。
詳しいことはこちらからどうぞ
http://www.levertfrais.com/

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

カフェ・コーヒー店、お店を出すのに予算はどれくらいかかったの?

ということで、ぶっちゃけで書いていきますね。
岡町本店は2002年に開業しました。
開店当時からコーヒー豆販売のみで、4坪の広さ、家賃は4万円です。

 

当時開業資金に両親に貸してもらえたお金をあわせて用意できたのは350万円でした。(だったはず)
もちろん両親へは返金しました。

 

そのうち、焙煎機の煙り消す機械に130万円くらいかかり(焙煎機は持っていましたので、予算にはいらず)、ここを借りる保証金に50万円。

 

運転費に50万円を残して、あとは自分ペンキで塗ったりして、内装や備品など最小限に抑えましたが、お商売が下手でしたので、当時残していた運転費は一気に底をつきました。

 

続いてカフェBe。
こちらは委託でお仕事を頂いておりまして、この間契約書を見たらコンサル業務がうんぬんかんぬん書いておりまして、いやぁ僕コンサルタントやったんやーとびっくりしました。

 

こちらは施設との絡みがあって、正直わかりません。

 

そして高槻店。
こちらはコーヒー豆販売が主軸ですが、喫茶も併設した形にしています。

 

こちらは、資金を1400万円くらい用意したはずです。
駅近なので家賃が15万円です、保証金80万円 14坪(一坪=畳2畳程度)くらいの広さです。

 

内外装・設備に500万円、そして機械に結構かかりました、焙煎機、エスプレッソマシンに400万円くらい、漆器備品に100万円くらい、店舗用クーラーに60万円くらい、その他諸々、運転費、初回の仕入れ、こんな感じです。

 

事前にしたこと

高槻店の出店を考え出したときに事前に動きだしたことは、銀行さんと仲良くすることでした。
借りないでいいお金を借りたりして、信用を作り、出店するときに借りられるように備えていました。

 

高槻店を出店する際の資金の大半は銀行に借り入れと、貯金してきたものでした。

 

出店するときに陥るのが、お金がほんとに湯水の如く流れていきますので、お金の感覚がおかしくなり、うっかり使いすぎてしまうのですね。

 

ですので、出店される方に必ずお伝えするのが「迷ったら買わない」

 

もちろん高額なものは出店の時に悩んでもらっていいのですが(後で買おうと思っても資金不足で買えなくなってしまうこともありますので)、ただいつでも買えるようなもの場合は、後になって結構いらないことが多くあったのです僕の経験上、なのでそうお伝えしています。

 

後でも買えるような価格のものの場合は、迷ったら買わないことお伝えしています。
ざっとこんな感じで、まだまだ書くことはありますが、その辺を聞きたい方は個別に聞いてもらうことにして、今回はこのブログを打つ手を止めたいと思います。

 

参考になれば嬉しいです。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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島 規之

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