現在のカフェのスタイルに思うこと
公開日:
:
カフェオープンに参考になる話
実は今回、違うことを書くつもりでいました。
この次の回のブログのことを考えていたのですね。
カフェやコーヒー店、お店を出店するのにどれくらいの資金が必要か、僕なりの経験からのお話をブログに書こうと思ってまして、お店の掃除しながら考えていたんです。
そしたらなんかいろいろ思いついて、とても次回だけで書ききれないや、と舵を切り直して、急遽カフェについて僕の考えていることを今回書こうと思いました。
僕の都合のお話はどうでもよかったですね、はい、こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
カフェについて思うこと
僕のところにもありがたいことにカフェを将来オープンしたい、お店を持ちたい、と言われ相談される方が多く来てくださります。
もちろん僕の経験からのお話と、仲間からの聞いた話、いろいろな情報などを足して僕の頭の中のフィルターに通した上で、お答えしています。
どちらかというと今のカフェは15時のお茶の時間よりもランチ主流の集客になっているとか、モーニングはやるべきか否か、とか業務用卸しもしておりますので、取引先様から聞いたことなども含めて、お話をしています。
で、今回何をふと考えていたのかというと、カフェは複合化していった方がいいと思ったのですね。
僕はこれからカフェをされる方には、カフェ+何か複合した方が良いと思います、とお伝えしています。
このことを少し書いていきますね。
複合型のカフェとは?
例えば、法的にOKなのか別にして、歯医者とカフェ、不動産屋とカフェ、行政書士事務所とカフェ、文房具屋とカフェ、印刷屋とカフェ、メガネ屋とカフェ、旅行代理店とカフェとか出来る出来ないも置いといて、こういう全く飲食と関係ないものと組み合わしたりすること面白いのでは、とお話しています。
カフェだけでしたら大手を含めてほんとにいろんなところありますよね。
独自の色を出すためにもそうすることが、色を強調できると思っています。
何かの待ち時間にカフェを利用してもらうとか、その相乗効果をあわせてみる、こんな感じですね。
カフェだけを主力にせず、何かとプラスして、その2つの合計の和が各部分の和よりも大きくしてしまう、こんな感じで考えています。
そこに情報発信できたらなら、更にいいですよね。
もちろんカフェだけを出店するのに多大な労力が必要なのに、何かくっつけるとなると更なる労力が必要となりますよね。
でもね、この複合化の話を初めて聞いたのは、13年前に船井総研さんであったコーヒー屋さんのセミナーに行った時に聞いてきたことなんですね、13年後の今もそういうお店はあまり増えてません。
つまりやっぱり大変だからなかなかできないわけなんです、誰でもが出来るものではないということですね。
ある意味そこはチャンスではないかと。
自分の趣味や好きなことを組み合わせてみるのも良いと思います。
今回は将来お店を持ちたい!と思う方も沢山見てくれているようですので、これからのカフェの在り方やスタイルについて僕が思っていることを少しお書きました。
参考になれば嬉しいです。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 早期完成を目指して (4953) - 2024年5月8日
- 中之島美術館へ (4952) - 2024年5月7日
- 5000号まで、あともうちょい (4951) - 2024年5月5日
関連記事
-
店先の黒板の効果はどんなもん?
昨日は夜遅くに、東京から高槻に戻ってまいりました。エクスペリエンスマーケティング塾、略してエクスマ塾
-
臨時休業のお知らせポップで、好印象を持ってもらう方法
人は素直に生きるのがいい。 一応、僕はそう思ってます。 全てに対して、素直になることは
-
カフェオープンしたいあなたへちょっとアドバイス~関係性つくり編~
プロローグ 土曜日は妄想ブログ、コーヒー戦国時代劇。日曜日はアドバイスブログと最近パターンをつくり
-
SNSをやっていて批判は怖くないのか
お正月が過ぎると、一旦、お客さんの流れはゆっくりになるのですね。 年末年始でいろいろお金を使ったと思
-
カフェをオープンしたいあなたへちょっとアドバイス~商いは牛のよだれ~
プロローグ 商いは牛のよだれ という言葉をご存じでしょうか?牛のよだれ
-
お店が閑古鳥の時、僕はどんなことを考えているのか
お商売を長くしていると、季節によって流れがあるのを知り、この月は繁忙期になる、この月は閑散期になると
-
ブログはお店になんの効果をもたらすか
今日は日曜日だけが営業日、岡町本店での営業でした。 朝は早起きをして、車で高槻店へ向かい、そこでコ
-
カフェをオープンしたいあなたへちょっとアドバイス~お店の立地~
プロローグ 年に何回か、将来カフェをやりたいと相談を受けます。 重なるときは重なるようで、ここ数
-
カフェをオープンしたいあなたへちょっとアドバイス ~屋号編~
プロローグ 2002年に島珈琲を開業してからけっこう相談を受けます、「カフェを開業したい」と。
-
お店を出すときに古民家風にデザインしてもらったその理由とは
お待たせしております。 僕のコーヒー本、「ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト」は