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中煎りと深煎りのコーヒー豆 どっちが人気があるの?

昨日は休日でしたが、午前中は障がい者支援施設とコラボしているカフェBeで月イチの会議でした。

 

カフェBeは就労支援B型というシステムで、施設のご利用者さんがカフェBeでカフェの業務の実習をされています。
カフェ全体の仕事が増えれば実習生のお仕事も増えるので、仕事を増やすためにお客さんが喜んでもらえることは何かな、とそんなことを話あってきました。

 

カフェBeではインスタグラムを始めました。
ほっこりしてもらえるような写真をアップしておりますので、よろしければお楽しみ下さいね。

 

こちらからどうぞ。
https://www.instagram.com/cafebe.shimacoffee/

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

中煎りと深煎りのコーヒー豆 どっちが人気あるのか

ふと考えていました。
今のコーヒーの流行りはサードウェーブといいまして、どちらかというと中煎り(中焙煎)のコーヒー豆がその流行りの主役です。

 

スターバックスが日本に来て、銀座に1号店を出店したときはどちらかというと深煎り(深焙煎)が流行りの中心でした。

 

気候の変化なども含めて、コーヒー豆の質も変化しています。
昔のコーヒー豆は力強く、深煎りでもしっかりしていた味わいを持ったコーヒーが多かったですが、現在はどちらかというと、中煎りで豊かな酸味としっかりした味わいを出しているように思います。

 

流行りの起因は、こうしたコーヒー豆の変化にあるのかなぁなんて、考えていたのですね。

今はサードウェーブが中煎りのコーヒー豆が主役、だから中煎りのコーヒー豆がどこでも人気、ということなのか否か。

 

皆さんはどう思われますか?
あくまでも島珈琲でのコーヒー豆の動きを観察した結果のことですので、世間と一致するのかどうかわかりませんが、さてどっちが売れていると思いますか?

 

答えは ジャジャーン!

フィフティ・フィフティです!

結果から言いましたが、お店の動きを見ていると島珈琲には偏りがありません。
ほんとうにどっちも均等な割合になってお買い求めになられます。

 

中煎りの主力のコーヒー豆はブレンド花、深煎りの主力のコーヒー豆はブレンド風。
ストレートコーヒーでは、グァテマラ、マンデリンが群を抜いてよく売れていますが、ブレンド花が島珈琲では他のブレンドやストレートコーヒーのコーヒー豆より頭2つ分ほど抜きん出ており、結果、トータルすると中煎り、深煎り同じくらいの量が売れていることになります。

 

ドリップバッグは中煎りの白いパック、マイルドの方がこちらは圧倒的に深煎りの黒のパック、ビターよりも売れています。

 

ドリップバッグで見ると中煎りですが、全体では中煎り深煎りの販売量は同じくらいです。

なので、答えは引き分け!ドロー!となりますね、どっちも人気者!

 

気分によって飲み分けるのもまた楽しいかもしれませんね。

以上、中煎りと深煎りのコーヒー豆、どっちが人気なの?のお話でした。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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