汚れちまった悲しみに
公開日:
:
coffee
得てして僕の日記のタイトルは
日記の内容と関連性がないことのほうが
はるかに多い
今日もそう 中原中也の詩のタイトルがそれを見たときに
ふと思いついただけで 日記の内容は中原中也の詩とは
全く関係ない なんてこったい
上記 「それを見た」 と書いたが何を見たかというと
焙煎機のダクトの汚れを見たのだ
焙煎機のメインテナンスをした
たまには焙煎屋らしい日記を書いておかなくては
バッタもんの焙煎屋と思われると困るので
今日はコーヒーのことを書いておこうと思います
焙煎の技術論はいろいろあると思うし
焙煎される各々の考え方があって
その人の数だけ味があると思います
焙煎機をつくるメーカーによっても違うし
焙煎機のタイプによっても全然違う味作りになる
ただ一つ言えることは 味作りを論じる前に 技術を論じる前に
焙煎機の掃除 メインテナンス が大前提あってだと思う
味作りの上で掃除の大事さを特に感じるようになったのは
30代に入ってからである
昔 先輩(コーヒー業ではない方でしたが)から
「島君 機械の音をちゃんと聞いておけよ
機械の音だけでも いろんなことが判断できるからな」
と言われていらい どんな機械でも調子のいいときの機械の音を
しっかり記憶しておくようになった
音は正直で 不機嫌なときはシグナルをだす
それをキャッチし 事前に対応しアクシデントを回避する
先輩の言った言葉の意味の大きさを知る
近頃 焙煎機の送風ファンの音が鈍かったので
ダクトをばらし ファンの掃除をしました
案の定 コーヒーの油分 クリンカーが付着しており
風の流れ 煙の流れが悪くなっていた
僕の焙煎するコーヒーの味が ほんの少しだけ
くすぶったような感があったので 原因はわかっていたのだけど
休みがないという事を理由に なかなか掃除に着手しなかったことに反省
掃除のあとのファンが回る音は軽くなり
風の流れもよくなった
焙煎機が喜んでスキップでもしそうな 軽快な音をハミングしている
どんな技術も 掃除とメインテナンスの礎があってこそ
今日はそのことをまた認識した一日でした


島 規之
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