自分のカンに素直になること
久しぶりに焙煎で失敗しました。
といっても、取り返しのつく失敗だったので、ダメージと言うダメージはなかったのですが、うっかりミスしてしまいました。
ブラジル219℃という深煎りのコーヒー豆の焙煎をしていたのですが、深煎りのコロンビアの焙煎をしていると思い込んでいたのです。
順番がテレコしてしまってたんですね、頭の中で。
それで、焙煎止めの仕上げの時に、焙煎機にあるテストスプーンという、釜の中にある焙煎中のコーヒー豆を取り出して見ることができるスプーンなんですが、それを取った時に「あれっ軽っ」って思ったです。
焙煎量はどちらも3キロの予定。
コロンビアの3キロを焙煎しているには、スプーンが軽いと。
いつもなら、もうちょっとズシっと重さを感じるのですが、それがない。
あれっ計り間違えたかな、と思いながら、焙煎止めのポイントが来たので釜の蓋を開けて、焙煎中のコーヒー豆を冷却器へと移したんです。
計り間違いはしてへんのにおかしいなぁ、と豆をよく見たらブラジルやんか!と気づき、焙煎の順番が頭の中でおかしくなっていたことを理解したのです。

やっちゃいました
ありゃりゃ、と思いましたが、やってしまったことは仕方ありません。
ブラジル219℃は深煎りのブラジルよりも更に焙煎して、焼き色を濃くしないといけないのですが、深焙煎のところで焙煎してしまいました。
失敗は失敗でも、商品としては全然大丈夫で美味しく焼けているので問題ないのですが、いかせんにそれほどの量は現時点で必要なく、過剰在庫になってしまったのです。
久しぶりにやってしまいました。
自分のカンに素直に従えばよかったなぁって、後から思ったのです。
テストスプーンを持った時に、豆が軽いと感じた時に動かないとね。
その時にいつもと違う異変を感じた時は、そのまま流してしまわずに考えないと、そっちの方に反省をしてました。
島珈琲で使用しているブラジルとコロンビアは、精製法によって豆の水分量が違うので、深焙煎にしていてもコロンビアの方が重たく感じるのですね。
素直に
自分のカンに素直に動いてたら、コロンビアじゃないことに気づき、ブラジル219℃を焙煎していることに気づいて、今回のミスはなかったと思うのです。
今朝の反省は失敗したことではなく、自分のカンに素直にならなかったことです。
自分の築いてきた経験から生まれるカンに、もっと素直になることと自分に言い聞かせてですね、今日のミスを明日の糧にしたいと思います。
失敗から得た教訓のお話でした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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