ミルが変わると、コーヒーの味わいも変わるなぁ
日曜日は、日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店へ。
高槻店は日曜日と月曜日が定休日です。
高槻店で岡町本店に必要な荷物を積んで、道中40分の道のりのドライブを楽しみながら、本日もやって参りました岡町に。
岡町本店で積んできた荷物を降ろして、営業出来るようにセットアップしてから、そして実家に車を置かしてもらいます。
今日は父から頼まれモノがあったので、それを渡して。
母と少し世間話をして、岡町本店に来て焙煎スタートしました。
本日3月12日(日)も10時より通常営業、19時までとなっております。
さて、今回はミルに思うこと。

使うミルで味わいは変わる
このブログでも何回かこのテーマについては触れてきましたが、今朝もやっぱり違うよなぁと、岡町本店でハンドドリップして飲んだコーヒーで思ったので、改めて書ことに。
岡町本店でも高槻店でも、業務用のコーヒーミル、またの名をコーヒーグラインダーを使用しています。
どちらのお店でもドイツのマールクニック社製のモノを使用していますが、機種は少し違います。
高槻店のものは電気は動力で、かなり力がありカットするスピードは速いです。
岡町本店のモノも速いのは速いですが、高槻店のスピード程ではありません。
刃の形状も似て非なるもので、同じメーカーのミルですが、同じ様にハンドドリップして同じ銘柄を同じ条件で淹れても、味わいは僅かに違っているのですね。
コーヒーはデリケート
先日のブログに水について書きましたが、水もそうだしミルもそう、変われば味わいは変わります。
微妙な味わいの変化であったり、こんなに変わるのかと思うほど変わることもあります。
コーヒーが一筋縄ではいかないのは、こういうところなんですね。
だから奥が深いというか。
コーヒーの味わいで迷わないようにするには、とにかく同じ条件に出来ることは、同じ条件にする、というところだと思ってます。
岡町本店のミルも高槻店のミルも、僕の表現したい味わいに挽いてくれるのでどちらのマシンも重宝しております。
ながく使えるよう、大事に使いますね。
今回はミルでも変わるコーヒーの味わいについて、さわりのところだけ書きました。
それでは、引き続きどうぞ良い日曜日を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 焙煎、かかる時間 - 2023年3月25日
- 歳をとって叶う夢もある - 2023年3月24日
- 5回目の決算 - 2023年3月23日
関連記事
-
-
20年前、コーヒーの情報は本から取っていた
写真は岡町本店の本棚です。 岡町本店は僕の書庫でもあり、コーヒー・紅茶・カクテルなど飲料関係の本、料
-
-
今年のコーヒーシロップはショートしないようにします!
本日は日曜日ですので、早朝に高槻店で軽ワゴンに荷物を積み、そして岡町本店へ移動。 日曜日はいつも道路
-
-
店頭で一番聞かれるコーヒーのこと
日曜日は岡町本店の営業日でした。 初めてのお客さんは、なぜ日曜日だけなのかが不思議なようですね。 &
-
-
焙煎すると目方が減る話から、アメリカンコーヒーの「なぜ?」を説いてみた
プロローグ 今日は焙煎をすると目方が減るという話から、アメリカンコーヒーがなぜ浅焙煎のコーヒーなの
-
-
こうしたら香りが広がる!テイクアウトのコーヒーカップにフタは本当に必要?
昨日は僕の携帯 iPhoneの機種変更に行って来ました。 僕ね、こう見えて(どう見えるが知らないけ
-
-
コーヒー焙煎はどんな事を考えて、焙煎しているのか
プロローグ コーヒーの焙煎とはコーヒー生豆を火で(熱で)焙る作業のこと言います。 コーヒー生豆は
-
-
いつも飲むコーヒーの味わいは体調のバロメーター
僕は夏生まれなので、夏に強い、暑さに強い、と思っていましたが、そうではなくなってきたのか、それは歳せ
-
-
アイスコーヒーに向くコーヒー、向かないコーヒー
昨晩は仕事で遅めの帰宅。 僕以外の家族はご飯が終わり、一人で晩酌をしながら楽しんでおりました。
- PREV
- コーヒーシロップ加糖は3月17日より販売です
- NEXT
- 不得手をカバーする