10年後、20年後
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エッセイ
今から10年前、20年前を振り返ると随分といろんなことが変わってきましたね。
一番はスマホを含めたネット環境でしょうか。
コーヒー業界も変化がありましたし、何より僕自身が歳を取った。笑
歳を取って、その年代になってみないとわからないことも知り、経験と言う年輪が1つまた1つと増えて、20年前は27歳でしたが、今は47歳に。
この47歳になって、この先のことを良く考えるようになりました。
娘は10歳、もし大学に行ったととしてスムーズに進めば22歳に卒業、それまでは学費だのなんだのと必要になるから、あと12年は娘のためにもガンガン進んでいかないと、と思ったり。
60歳まで一つやり終えたいことがあり、それを目標してまして、逆算するとあと13年。
あと13年でそれが終わらすためにどう行動をするべきか、などと。

まずは10年先
そうしてまず10年先位のことを考えて、そしてそのために今をどうするかを考えて。
もちろん10年後のことなんて何もわからないし、何が起こっているのかもわからない、どんなビックリ仰天な文明の進化があるのかも予想もできない。
だから事細かくは設計しないけど、こうありたい、こうしておきたい、という目標をおいて、10年後をみています。
10年後は57歳、まぁ今と同じ仕事が出来るのかというと、それもなってみないとわからない。
けども歳を重ねて身体のことを考えるのなら、加齢するにつれて少しずつ仕事量を減らさないといけないなぁ、今と同じ様にカミさんと僕とでお店を続けているのなら、とか、ふと考えております。
そのもう10年先
ですので今からですのと、20年先になりますね。
僕は67歳に。
どんな67歳になっているんだろう。
今よりも皺も増えて白髪も増えて、体力も落ちて。
衰えというのは受け入れないといけない事実、その事実とどう向き合っているんだろう。
コーヒー業界やコーヒーの豆の価格はいったいどうなっているのだろう。
地球はどうなっているのか、20年先を考えた時そんなこともふと頭に浮かんできます。
コーヒー豆屋を続けているのだろうか、いやそもそも僕は生きているんだろうか、なんてね。
考えたくないけども、もしかしたら病気になるかもしれないし、事故にあうかもしれない。
そう思うと、今やりたいことをやって、楽しんで、自分のやりたいことを積極的にせなあかんよな、と強く思います。
47歳、僕自身は自分の人生の折り返し地点はとっくに過ぎた、と思ってます。
どこがゴールなのか、それは誰も誰にもわからないけども、そう考えると少しずつ「リミット」を意識しだしている自分がいて、だから今をしっかり生きなあかんなぁとお風呂入りながら思っておりました。
真っ白な白髪が似合っている、そんな20年後でありたいなぁ、と自分の姿もちょっと想像しておりました。
皆さんはどんな10年後、20年後を考えていますか。
それでは、どうぞ良い週末を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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