11年先を見つめた時
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エッセイ
昨日は成人式でしたね。
あちこちで晴れ着の新成人の方を見ました。
綺麗な着物姿に、目を奪われてしまいますね。
カミさんといろんな柄があるよねーと話しておりました。
娘は成人式まではあと11年。
まだまだと思っているうち、あれよあれよとやってくるのでしょうね。
僕の、島珈琲の11年後はどうなっているかな、娘の成長と共に自分たちの11年後の世界も朧げに描いておかないとなぁと着物やスーツの新成人の方々を見てこんなことを思っておりました。
体力の衰え
コーヒー豆屋は力仕事ありの肉体労働でもあります。
もちろん接客も含めての立ち仕事。
歳を重ねていけば、いつまでも同じ様にとはいきませんので、どういう風にその年齢に応じた身の丈の合う仕事量にしていくか。
身体の疲れの回復も遅くなります、それを感じだした今年47歳を迎える僕。
にわかに10年後をどんなかたちにするのがいいのか、を考えだしています。
仕事量も無理なくこなせる程度にしないと、継続ができなくなります。
これからきっとシンプルにシンプルにしていくことが、僕たちにとって大事なテーマになると思っています。
何度も書きましたが、これからも基本的にカミさんと2人体制で島珈琲を運営していくつもりです。
娘が大きくなったらきっと手伝ってくれると思いますが、仕事はコーヒー屋ではなく自分の好きなことをしてくれたらなぁと親としてそう思っています。
でもどうするかは決まっていない
僕の希望としては70歳くらいまでは、仕事をしてたいですし、もしできそうならそれよりも長くずっと職人として働きたいです。
ただ出来ることがだんだんと限られてくると思うので、そのためのビジョンを確定していき、そしてそれを少しずつカタチにしておきたいなぁと。
変化が激しいこの時代ですので、いつ何が起こるかわかりません。
考えを90度変えないといけないことが、本当にしょっちゅう起こると僕は考えています。
それが起こる上で、こういうふうに出来ればという自分の人生の地図の目的地を持っていれば、なるべくならブレない生きたい僕の思いを曲げずに行けるのではないかと考えます。
いろんな変化がこれから起きるはずです、だから朝令暮改のようなこともあるでしょう。
あちこち方角を変えながら、最終的にシンプルな島珈琲に到着できればなぁと、それを娘の成人式くらいの時にと、重ねて考えておりました。
具体的にもまだ書くまでには至りませんが、皆さんに美味しいコーヒー豆を届け続けるために、長くお商売を続けていけるその体制を時間をかけ築いていきますね。
娘の成人式と照らし合わせて考えていたことは、こんなことでした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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