気分よく帰ってもらえばいい
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エッセイ
日曜日は、日曜日だけが営業日のお店、岡町本店に来て焙煎そして営業しております
今朝は5時半起床で、高槻店で荷物を積んで岡町本店へ。
コーヒーシロップ無糖の仕込み焙煎が明日あるのですが、今日12回あるうちの2回分を焙煎。
これが早めに来て焙煎をしないと、お店の中がめちゃくちゃ暑くなってその熱がなかなか取れないのですね。
いつもより30分早く来て、焙煎をスタート。
オープンの10時前には焙煎も終えて、お店の中の粗熱だけでも取らないと、日曜日だけのお店にわざわざ来てくれているお客さんに申し訳ないですからね。
今、ちょうど10時になってお店の中はだいぶ涼しくなりってきました。
今日も笑顔を忘れず頑張ります。
さて先週の日曜日、お客さんとオリンピックの話をしていた中で、お客さんが言った言葉が印象的でその言葉について今回は書きます。

気分よく帰ってもらえばいい
日本に来てくれたオリンピックの選手が、最終的に気分よく帰ってくれたらいいですね。
とお客さんとオリンピックの開幕する話をしていた時に、お客さんがそう言われたのです。
あー、ほんとにそう。
と思いつつ、接客もそうなんだなぁと改めて考えるきっかけを頂きました。
わざわざ来て頂いたお客さんを、最後退店する時に気分よく帰って頂く、ほんとに重要なことで、時々出来ていない自分に深く反省しています。
誤解も含めて言う言葉にミスがあったり、些細なことで気分を害してしまったり。
そう多くはありませんが、数日に一回は今のあかん接客やったなぁとしばしば反省し、落ちこんでいます。
もちろん、それは次に正すためのものでもあり、いつまでも落ち込んではいないですが、ミスを繰り返さないようには気を付けています。
だけど、人間だもの。
違うカタチでうっかり、また気分を損ねさせてしまうこともあったり。
なんでも受ける必要はないけども
気分よく帰ってもらうことは大事だけども、必要以上のサービスはできないわけで、ここの端境は難しいところ。
お客さんの言うこと出来る限り受け入れようと頑張り、でもそれが当たり前になってしまって、自分の心を重たくさせてしまうことも過去にはありました。
過剰なサービスをしてまでは、とは考えていませんが、当然と思う所ではやっぱりね後悔のない接客をして、お客さんに損はして頂きたくないのです。
お客さんの言葉、気分よく帰ってもらう、という言葉で、改めてハッと考えていたことでした。
これからも気分よく島珈琲というお店を後にして頂くために、接客も更に磨いてまいります。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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