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焙煎度合いによって挽き方はかえるべきなの?

昨日ですね、100均に洗剤を入れる詰め替えボトルを買いにいったのです。
いいのが見つかったのですが、上のフタと下のフタがあって、本体に接続する下のフタを取れるか、お店で確認してたんです。

 

外しにくいけど、取れました。
何も考えずに戻していたら、ネジの切込みを一段間違えてはめ込んでしまい、どうにもこうにも動かなくなってしまいました。
これはいかん、と一所懸命回すのですがアリ地獄でやればやるほど、固くなる。

 

ううう、ここで回すのを諦めて、これを購入することに。
家で道具を使って回そうとしても回らず、結局、手伝ってくれた娘のおもちゃとなり、そのボトルに「わたしの」と娘はマジックで書いてはりました。

 

「わたしの」って書いた字が妙に可愛くて、まぁ220円したけど、可愛い字見れてふふふとなったから良しとしようと僕の中でおさまりが着きました。笑

 

さて、昨日お客さんとお話していて、お伝えしたことをこのブログに。

 

 

中煎り深煎り、焙煎度合い、煎り具合によって挽き方を変える?

 

島珈琲には焙煎度合いの違うものは、中焙煎と深焙煎と2つになっています。
中焙煎=中煎りで、ソフト飲みやすい味わい、その味わいに少し酸味を感じます。

 

深焙煎=深煎りで、コクや苦みがあってコーヒーの質感を感じる味わいです。
その2つですが、お客さんへ粉にしてお渡しする時、中焙煎と深焙煎で挽き方が違うのか、というと違ってお渡ししております。

 

中焙煎が写真のコーヒーグラインダー(コーヒーミル)の場合、挽き目盛りは11で、深焙煎の場合は1つ細かい方へ行き、10に合わせて挽いてお渡ししております。

 

基本的にコーヒーミルやコーヒーグラインダーというのは、挽番号があればその数値が小さくなるあたって、粉が細かくなると覚えてください。
逆に大きくなれば粗挽きになっていくと。

 

中挽きというのは単純に考えれば数値の真ん中あたりとなりますが、それはミルによって挽具合が違うので、真ん中が必ずしも中挽きになるとは限らないでの、そこは注意してくださいね。

 

なぜ挽き方を変えるのか

 

僕の味わいつくりの中では、深焙煎のものはより深い味わいに、中焙煎はより軽くスッと飲みやすい味わいをつくりたいからです。
焙煎で味つくりをしていますが、更に挽き方を変えることでよりそのエッセンスが出るように、より美味しく味わえるように、という考えからです。

 

深焙煎は苦みやコクといった深みがある方が更に美味しく感じる、中焙煎はライトで口当たりがさっぱりでフワッと酸味を感じるのがベスト、そうした味わいを表現したいので、挽き方もあえてらしくなるようにしている、というところです。

 

目盛りのあるミルでしたら、1目盛りくらいの差をつけるといいですね。

 

味わいの強弱もまた楽しみのひとつ。

 

よろしかったらお試しくださいね。
それでは、週末もどうぞ素敵なコーヒーライフを。

 

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之

 

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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