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どうなる?マンデリンの行方

公開日: : coffee ,

コーヒーが栽培される所謂、コーヒー生産国は赤道を中心に北回帰線と南回帰線の間にあり、その一帯をコーヒーベルトと呼ばれています。

 

このことから赤道に近い国だから、コーヒーは亜熱帯の場所で生産されている様に思ってしまいますが、実は美味しいコーヒーというのは標高のあるところで栽培されていて、わりと涼しいところが栽培地になるのですね。

 

日中と朝晩との寒暖差がある。
これがコーヒーの実に甘さや美味しさを形成させる、一つの美味しさのための条件となります。

 

そしてコーヒーの木は確か、24℃以上になると光合成をしなくなるのですね。
ですから、美味しいコーヒーは標高のあるところの日中は、僕たちが思うほど暑い場所で栽培されていることではない、ということなんですね。

 

面白いでしょ。
ブラジルに研修に行った時も、ハワイ島のコーヒー農園で働いた時も気温は気持ち良く過ごしやすいものでした。
そして湿気が少ないから、余計にそう感じました。

 

コーヒーの生産地、どんな想像されていましたか?
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

どうなる?マンデリンの行方

 

近年、マンデリンというインドネシア・スマトラ島が原産地のコーヒーが高騰しております。

 

それは減産していることや、もともと少ない生産量にもかかわらず世界的なコーヒー会社が、その生産量の9割ほどを買い占めしていることもあり、僕がコーヒー焙煎屋を始めた2002年から比べると仕入れ値は、二倍以上になっております。

 

各生産国の農業離れも深刻だと聞いております。

 

マンデリンは独特の精製法があり、土地の環境や風土気候、そしてその独特の精製法から、非常に個性的な味わいを発揮し、ファンの多いコーヒー豆のひとつでもあります。

 

このマンデリンがそういった状況で、今後どうなって行くのか、ほんとうに僕も想像もつきません。
手に入りづらくなる可能性が高くなることだけは、間違いのないことのようです。

 

次期ニュークロップ(新豆)入荷次第 マンデリンの価格を変更します

 

あれっ?
実はですね、最終的に値上げのお知らせをしたかったのです。

 

次期ニュークロップ、コーヒーはクロップって呼ばれるのですね。
当年ものがニュークロップ、去年のものがパーストクロップ、そしてそれ以降がオールドクロップと呼ばれます。

 

そのニュークロップは相場や、その国の状況によって値は変わるのですが、今回はマンデリンどうやら高くなりそうです。

 

ただし世界的なコーヒーの相場は、ブラジルが豊作だった為(世界のコーヒー相場の変動はブラジルの生産量が影響大)、下がるのではないかそう僕は見ております。

 

ですがお伝えしましたように、マンデリンはちょっと別もんでして、今まで島珈琲も何とか価格を維持してきましたが、今回でそれは難しいと判断しないといけない時がきたようです。

 

従って大変申し訳ありませんが、マンデリンの次期ニュークロップが入港し、切り替わるたぶん7~8月の間になるかと思いますが、そのあたりでマンデリンの価格を変更させて頂きます。

 

現在100gが570円(税別)ですが、変更後は100g650円(税別)となり、500gのお値段も変更となります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、手に入りにくくなっても良いマンデリンを手配してもらってますので、引き続きマンデリンを楽しんでもらえたらと思っております。

 

そんな「どうなる?マンデリンの行方」のお話でした。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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