コ-ヒー豆を持ち帰るときの袋にあるバルブやアロマシールって何のため?
昨日はお休みでしたが、午前中は焙煎機のメンテナンスをしました。
今月か来月、まだどちらかはわかりませんが、あの芸能人こと短パン社長 奥ノ谷圭祐さんプロデュース、TANPAN COFFEE2の焙煎も控えておりますので、そのためにもしっかりと内部の掃除をしました。
そのあとは幼稚園に娘を迎えに行き、ほんとは自転車の練習をしようと約束していたのですが、生憎の雨。
イオンに行き、ちびっ子ランドで娘と遊びました。
その夜は娘がお風呂に一緒に入ろーというので、一緒に入浴。
髪を洗ってあげ、僕が「かゆいところないっすかー」というと、娘に「ないわ!」と一撃。(笑)
娘と楽しい時間を過ごせました、今週も「頑張るチャージ」してきましたよ!
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
コ-ヒー豆を持ち帰るときの袋にあるバルブやアロマシールって何のため?
コーヒー豆を買いました。
粉の場合は、その場で挽き袋に入れて、渡してくれますよね。
その袋、じっと見たことありますか。
もちろん、デザインがオシャレで何回も見たりする方も多いかと思います。
その時に写真のようなアロマシールという通気口。
または下のこの写真のようにバルブがついてあったり、見たことはあるでしょうか。
よかったら袋を手にとって見てみてください。
さて、このバルブなどの通気口は一体何の為にあるのか、ご存じでしょうか。
密閉になってなかったらあかんのんとちゃうの?
なぜ完全に密閉されていないか。
新鮮なコーヒーには炭酸ガスが含まれている
何度もお話してきたことですが、何度でも書きますよ-。
焙煎してすぐのコーヒー豆には、香り成分でもある炭酸ガスを沢山持っています。
といっても、それが味わいへ何か直接影響を与えるものではありませんので、心配しないでくださいね。
鮮度の証でもある炭酸ガス。
焙煎し、コーヒー豆自体からゆっくりゆっくり、香りと一緒に炭酸ガスを放出します。
豆の中で潜んでいた炭酸ガスは、粉にすると隠れるところがなくなり、一気に空気中に放出されることになります。
それでは、炭酸ガスを多く含んでいるコーヒー豆を密閉した袋に入れるとどうなるでしょうか。
想像できましたか?そうです、袋の中で炭酸ガスがいっぱいになってパンパンに膨れるんです。
もちろん粉の時もそう。
放って置くと強度性が小さい袋ならば、密着させ閉じた箇所が、炭酸ガスの力によってはがされることもあるのです。
そんなことがないように、炭酸ガスの抜け道を作っているその役目が、アロマシールと呼ばれる通気口であったり、バルブであったり、なんですね。
それが付いていても鮮度が良いコーヒー豆(粉)を袋にいれるとパンパンになることもあるんですよ。
袋に付いている通気口は、鮮度良いコーヒー豆に含まれる炭酸ガスを逃がすためのもの、でした。
豆知識でどうぞ。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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