エチオピアモカも来期分、キープ完了です!
本日は久しぶりに発送がない日でした。
ですので、朝は少しゆっくり目にお店に来て、焙煎をした後は倉庫の整理をしてそれからいつものように開店前のお店の掃除を。
朝も長めに寝れたので、体力も回復しました。
ここ数日、疲れがピークになっていましたので、発送がないのはちょっと寂しいですが気持ち切り替えて少しゆっくりする日として、しっかりと体力を回復。
この土日もしっかりと笑顔をつくれそうな、そんな状態となりました。
さて、グァテマラに続いてエチオピアモカも来期分を商社さんに相談して、キープしてもらうことに。
安定した味わいをお届けするのは、まず原料の確保から。
来期もエチオピアモカ・イルガチェフアジャレです
コーヒー生豆は精製法によって味わいが違ってくるのですね。
同じ農園の同じ銘柄でも、精製法が違えばガラッと変わってきます。
このイルガチェフ・アジャレはFW、フリーウオッシュドと呼ばれる、水洗式で精製されたもので綺麗な味わいとなっています。
このイルガチェフ村のコーヒー豆は非常に個性があって、その中でもこのアジャレは個性が更に際立っていると僕は感じ、とても好きな銘柄なんです。
やっぱりね、自分が美味しい自分が好きと思うものを、お客さんに渡したいじゃないですか。
ですので、こちらの銘柄も早々に押さえてもらいました。
入港するのは6月ですが、すぐに切り替わりはしません。
なぜかというと。
僕が思うに
僕が感じていることなのですが、エチオピアのコーヒーって新豆よりも数ヶ月経った時の方がグググッっと味わいの力が出るのですね。
なんといいましょうか、入港してしばらくの間は味が若いというのでしょうか。
新豆の時にグググっと力を出すコーヒー生豆もありますが、エチオピアに関しては数か月後から本来の個性的な味わいが出始めると感じています。
ですので、新豆が入ってきてもすぐにそれを使うのではなく、前年度産のものを数ヶ月使えることできるように、多めにキープして、新豆が来ても数ヶ月は前年度産のものを使って、そして味わいが出るいい時期なって今年度産に切り替える、というスタンスで島珈琲はいます。
経験上、何度かあれって思うことがあり、それからというものこのようにちょっと新豆を使う時期をずらして、本来の力を発揮するころあいに引継ぎをする、というカタチにしてお客さんに喜んでもらおうとタイミングを計っております。
ということで、前年度のものがまだ残っていますので、6月に入港してもすぐに切り替わりませんが、良い頃合いに引継ぎしますのでどうぞお楽しみに。
それでは、週末もがんばりまっす!
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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