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20年前、ハワイ島のコーヒー農園で学んだこと

島珈琲岡町本店をオープンさせたのは、2002年3月29日でした。
もうすぐで19周年に。

 

岡町本店をオープンする前に、ハワイ島のコーヒー農園で通算6か月弱ですが、働く機会がありました。
ほんとにすべてが新鮮で、僕のコーヒー人生に大きな影響を今も与え続けています。

 

実際、経験した事は、農園もコーヒー栽培もいろいろと進化しているので、現在のコーヒー栽培においてはもう古いものとなっているかもしれませんが、それでも栽培から収穫、そして精製から最後の包装まで、産地でコーヒー生産からコーヒー生豆の出荷までの一通りを生で経験したことはかけがえのないものとして、僕の中で生きています。

 

久しぶりに頭の中に、あのハワイ島のコーヒー農園の映像が出てきたので、今回はその時のことを書いていこうかなと。

 

 

イメージが容易になった

 

ハワイ島のコーヒー農園、その農園で働く移民したフィリピン人やメキシコ人の方々一緒に、コーヒーの実の収穫や、草刈、肥料やりや剪定などいろいろやりました。
言葉はほとんど通じてなかったけど、楽しかったです。

 

コーヒーの栽培における全て、とは言いませんが、多くを経験し、そして収穫したコーヒーの実の皮を抜き、タネを取り出し、洗い、発酵させ、乾燥し、脱穀して、サイズをわけ、手選別し、そして袋に詰める。

 

この一連の作業を産地で生で経験することで、例えば商社さんから世界各国のコーヒー豆の情報を頂いて、どういった栽培や精製をしているのかという説明を受けるとき、すぐに頭の中でだいたいのイメージできるのですね。

 

ですから、焙煎もこういう風にしたらいいかなぁって、調理まで、焙煎ですね、すぐに直結できることですね。
味をつくるものにとっては、ほんとうに有利だと思ってます。

 

体験、以外にもいろいろ自分が変わることがあった

 

ハワイ島で住ませてもらって、自分の身の回りの荷物は少ない方がいいなぁって思いました。
身軽にシンプルに生きようと。

だから僕の家には、僕の自身の荷物はほんとうに少ないです。

 

それから、なんとかなる、という自信を持ちましたね。

言葉が通じなくても、心の部分で通うことができると、なんとかなるもんだと自信がつきました。
お店をやっていく上で、経営していく上で、たくましさをここで学んだと思ってます。

 

しんどいことも多く、右も左もわからない、そして経験した事のない仕事の連続の中でしたが、特に今の時季くらいになるとフワッと脳裏にあの光景が浮かび上がり、懐かしさにしばし浸ります。

 

あの時に勇気を出してトライした自分を褒めてあげたいです、よくやった、よく踏み出したと。
今、こうして美味しいコーヒーをお届けし、皆さんを笑顔に出来るのも、あの経験が大いに役に立っているからこそ。

 

何事も経験だなぁ、なんて懐かしい話を今回はちょっとさせてもらいました。
コーヒーの花の一斉開花が忘れられないですね、あたり一帯はジャスミンのような香りでいっぱいに。
白い花はまるで、コーヒーの木の葉っぱに白い雪が乗っているように見えるんです。
綺麗でした。

 

また見てみたいなぁ、なんてふと思う僕でした。
それでは。

 

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之

 

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
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