ハワイ島のコーヒー農園で働いてからもう20年
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僕が見たコーヒー農園からのハワイの風景
インスタの写真、何にしようと探してたら、あっこれこれとパシャ。
ハワイ島のコーヒー農園で働いていた時、これは頂いたものですね、ライターケース。
奥にあるのは、尊敬する先輩からもらったハワイのお土産で頂いたもの。
大事なものは、焙煎機に置いています。
ライターを置いているのは、焙煎のニュートラルという位置を探す時に便利なのですね。
ある箇所にライターの火を立て、焙煎機の送風機の風がそれを消したら風力が強く、まっすぐに立っていたら、風力のバランスは取れているという、ひとつのものさしみたいなものですね。
それで、この大切なライターケースと共に置いているのです。
煙草は吸ってませんからね。笑
ライターケースを見て、思い出したハワイ島のコーヒー農園で働いた時のことを今回は。
もう20年も前になるのです
2001年の始めにハワイ島へ行って、3ヶ月コーヒー農園で働いきました。
都合2回行って働きました。
とにかく、農業は初めてだったので、こんなに苦労するのかと、まざまざと大変さを見せつけられた、そして考えさせられることが多かった農園体験でした。
なんせ自然が相手ですからね。
ハワイ島にはヘビがいない、とそれを聞いて安心していたことも思い出しますね。
農園での仕事は、コーヒー実の収穫、精製、乾燥、手選別、サイズ分け、草刈、木を刈ったり、トラクターに乗ったり、フォークリストにも乗せてもらい仕事しました。
フォークリフトの免許は持ってませんが、教えてもらって運転できるように。
今もできるかなぁ。笑
ふり返れば、かけがいのない経験をさせてもらっていたこと、農園のオーナーさんに感謝です。
一番の収穫は?
コーヒーの実の収穫から精製、乾燥、脱穀、サイズ分け、手選別と、コーヒーの実から出荷までの行程を全て経験できたこと。
これは本当に大きく、この経験があるからこそ、焙煎のイメージが頭の中でパッと浮かぶのですね。
たぶんこんなふうに精製されているだろうから、火の通し方はこんな感じかなぁって。
あとは農業が大変だ、ということ。
コーヒーを育ててくれる人がほんとうに苦労して育ててくれる、それがいろんな人の手を通って、僕たちに届く。
大事にしなきゃって思う心。
その農業の大変さを知るからこそ、真に思えること。
これからもその体験した大切なこと大事にして、日々の焙煎に臨みたい、そう思ってます。
ということで、本日は休日。
このあと家にインターネット回線の工事です。
学校に行く前の娘に、学校から帰ってきたらあつまれ動物の森、ネットに繋がってるでーと言うと、嬉しそうに学校へ行きました。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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