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僕が働いたハワイのコーヒー農園でつかんだこと

僕がハワイ島へコーヒー栽培のボランティアへ行ったのは、もうかれこれ16年前のこと。
ホームページでコーヒー農園ボランティア募集、と書いてあるページを見つけ、瞬間に心が奪われたこと、今でも記憶に残っています。

 

行ってからも行く前からも、ほんといろいろあって、このハワイ島へのコーヒーボランティアについてはエピソードがありすぎて、ブログを書き始めるとどのエピソードを書こうか、といつも悩みます。(笑)

 

ハワイ島へボランティアに行ってる最中には、何度もピンチがあり、例えばブレーキの壊れたトラクターを坂道で止めて、パワーショベルがついていたので、それをブレーキになるようにしてトラクターから離れたのですが、そのブレーキが甘く、坂道をジワジワ勝手に下り出したり・・・。

 

ダッシュでトラクターを追いかけて、なんとか止めて。

 

ほんとに今でも思い出したら、手に汗を握ってしまうようなシーンがいくつもありました。

 

農業自体初めての僕にとって、新鮮でまぶしい体験ばかりでした。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

人生の体験として得たモノ

実は僕、英語がほとんど話せないのに、ハワイ島へ行ったんですね。
募集されていた農園の主が日本人だったので、とりあず何とかなるだろうって。

 

まずはハワイに着いた時に税関ですぐ、言葉の壁にぶつかりました。

 

街で声をかけられても、とりあえずなんとなくしか言っている意味がわかりません。

 

ボランティアをしているときは、メキシコ人やフィリピン人と一緒に仕事をしていたのですが、お互い何となく曖昧なのに、OK?OK!みたいな感じで、伝わっているのか伝わっていないのかの日々でした。

 

少しずつ地元の言葉(ハワイの方言)などでコミュニケーションは取れるようになってきたのも、帰国の時が近づいたとき。

 

でも言葉が通じてなくても気持ちがあれば、なんとか通じること身をもって経験しました。なんとかなるもんです。

 

言葉も大事ですが、相手に伝えたいと思う強い気持ちとその姿勢が、言葉でない何かを相手に伝えることが出来る、と大切な経験をここで得ることができました。

 

 

 

今コーヒー屋で生きていること

ここのコーヒー農園で体験したことは全て、現在でも生きていることなのですが、やっぱりコーヒーの実からコーヒー生豆になるまでの全ての行程を、生で全部体験できたこの経験は、ほんとうに宝だと思っています。

 

例えば商社さんから資料をもらい、焙煎する前のコーヒー生豆のスペックを見ます。
今はどこでどんな精製をされたかを知る事ができますからね。

 

そのスペックを見て、自分がハワイ島でやった農園体験を照らし合わせてだいたいのイメージが出来ます、こんな感じで精製されてるんやなぁって。

 

そのイメージを持ちながら、どんな焙煎がベストか、どんな風にコーヒー豆に火を通していくかを更にイメージしていくことができるんですね。

 

数値でない、ハワイ島での農園で得た体験から、作る味わいにベストな方法を、農業視線からも想像することが可能なのです。
これは経験したモノの強みです。

 

つまり農園体験は僕のコーヒー焙煎でこと細かに生きているのですね。
それが僕のコーヒーを手にとってくださる方の笑顔に変わる。

 

今でも行ってよかった、と思ってます。
ほとんど勢いだけでチャレンジしたハワイ島へのコーヒーボランティアでしたが、若いときの勢いって大事だなぁと、思い出しながらそんなことを考えておりました。

 

そんなこと書いているとまた行きたくなってきますね。(笑)
今回はそんなハワイ島のコーヒーボランティアで得た経験のお話でした。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
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