*

どこ産地のコーヒー農園で働いたのですか?

パンフレットやコーヒー豆のパッケージ袋に「産地の農園で働いた男の店 自家焙煎 島珈琲」と書いてあり、ここを見てよく、タイトルのようなことを聞かれるのですね。

 

img_5130

 

どこの産地のコーヒー農園で働いたのですか?と。
ずっと僕のブログを読んでくれている皆様はご存じですね、はいそうです、ハワイ島です、アロハ~。

 

ハワイ島で思い出す産地はどこですか?大抵の人は「コナ」と言われるのではないでしょうか。

 

ハワイ島でもコナ地区はコーヒーの産地のメッカでマウナケアだったかな、その山の標高の高いところで栽培されています。
ここは有名ですね。

 

実は僕が働いていたのはここではなかったのですね。

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

僕が働いたのはコハラという場所でした

コナから車でどれくらいだったかな。
かれこれ15年前だったのでだんだんと記憶が薄れてしまっていますが、1時間30分くらいだったと思います。

 

山と野原の真ん中を走るような道路が長く続き、ハワイ島の北部へコハラへと道は続きます。

 

コハラマウンテンがそびえ、その麓にそのコーヒー農園はあり、3ヶ月+3ヶ月合計6ヶ月をコハラマウンテンにあるハワイキムラカンパニーという会社の農園で、正確にはボランティアでコーヒー栽培のお手伝いをしました。

 

仕事は当たり前ですが農業で、草刈りや農薬散布(カシューナッツの木など)、木を切ったり、犬の散歩(笑)、コーヒーに関しては実の採取から皮むき、水で洗って乾燥、それを脱穀し、サイズ分け、手選別(不良豆・欠点豆を取り除く作業)、そしてパッキングまで、コーヒーにおいては全ての行程の仕事をすることができ、ほんとうに良い勉強ができました。

 

なぜ行く気になったの?

言葉は話せないし、農業もしたことない。
でもコーヒー焙煎を生業にするのあたりに、一からの行程を全部経験したかったのです。

 

当時はなかなかそこまで出来るところは少なかったかと思います。

 

なのでインターネットで農業体験しませんか?とボランティア募集を見つけた時は、これや!これ行きたい!と心臓がドキドキしたこと今でも覚えています。

 

実際、僕も行ってから知ったのですが、ほんとうにコーヒー豆の採取から、コーヒー生豆を袋詰めるまでコーヒー豆の収穫の最初から最後までできたのです。
ここまで体験できるってなかなかないのですね。

 

コーヒー豆の精製は、実を採取してからけっこう複雑な道を通るのですが、だいたいはどこかで分業になるのです。
ですから、1から10まで体験できたことは、僕にとって宝の経験だったのです。

 

その経験をしてからどう僕が変わったか。

 

コーヒーってカップ一杯になるまでの道のりには、人の手がすごくかかっているのですね。
その行程を知ることで、それ以降は余計に愛情を込めて焙煎することになりました。

 

知ること、体験することで、よりコーヒーに対する愛情が深まった。
沢山の人の手がかかったものですもの、無駄にしたくありません。

 

農園で育てた人など愛情も一緒に僕の焙煎で表現することも、また僕の仕事だと考えます。

 

寒い時期になるとハワイに行きたくなってくるんですね。
そうこうしてあれから15年。

 

ハワイでは早いところでは収穫が始まっているはず、いやもう終盤かな。

 

また行きたいなぁと思いつつ、あの時を思い出しながら日々の焙煎に愛情を込めていきますね。

 

愛と香りの一杯をあなたに、ってちょっとキザかな(笑)

 

いつもありがとうございます。

焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

仕込みはオッケー!

  ということで 2日間にわたるコーヒーシロップ&カフェラテ小町の 無糖バージョン

記事を読む

もう、カフェインレスが美味しくない!なんて言わせない。美味しいカフェインレス・アイスコーヒーが出来上がりました!

プロローグ 昨日、高槻店に来られ喫茶をご利用されたお客様が、メニューにしてから初めてカフェインレス

記事を読む

美味しいの差は何?なぜコーヒー屋によって味わいが違うのか

プロローグ 大手コーヒーメーカーも含めて、同じモカなのに、同じブラジルなのに、同じコーヒーなのに、

記事を読む

フレンチプレスで濃い味のコーヒーを淹れる方法

  ペーパードリップですと、粉の量、もしくは挽き方を変えて味の濃淡を調整でき

記事を読む

ブレンドについて考えた

今朝も自転車で受ける風は涼しく 長袖でもちょうど良い季候でした 今日から多くの方は3連休でしょう

記事を読む

コーヒーの挽き目 粉の細かさ 粗さは なににつながる?

さて昨日は臨時休業を頂きまして、両親と家族で池田の伏尾にある不死王閣という温泉旅館に行ってまいりまし

記事を読む

コーヒーを飲む事でダイエットはできるのですか

プロローグ さて、ダイエット。 大変申し訳ございませんが、僕にとってほんとに無縁なんです。

記事を読む

深煎りと中煎りと同時にドリップをすると、どちらが早いか?

プロローグ 今回の記事は、けっこうどうでもよい記事なのかもと思っておりますが、まぁそんなこともある

記事を読む

陶器とプラスチック、どっちのドリッパーが良いの?

昨日はお休みで、家族で高槻天神さん 上宮天満宮へお詣りに行ってきました。 上宮天満宮の本殿は小高い

記事を読む

10年前より仕入れのコーヒー豆が2倍高くなった、この先をふと未来を思ってみる

超アナログの僕です、こんにちは焙煎アーティスト 島規之です。   今朝、僕のパ

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
エクスペリエンス・マーケティング創始者
藤村正宏氏 公認ブレンド
スコットブレンド
島珈琲のデカフェの豆が最近また人気

今日は日曜日。 日曜日は大阪・豊中にある岡町本店の営業日。  

深焙煎と中焙煎 どっちが人気があるのか?

昨晩は、障がい者支援施設とコラボカフェ、カフェBeで打ち合わせでした。

毎朝、焙煎してフレッシュなコーヒー豆をお届け

最近、娘の気になることは、お店のオープンが10時なのに、なぜ僕が朝早く

お店独自の味わいはどう作られているの

先日、5月に行われる「短パンフェス」という、イベントの出店面接を受けさ

コンビニコーヒー、カップコーヒーに味わいの差があるのか

昨日は臨時休業を頂きまして、エクスペリエンスマーケティング塾、略してエ

→もっと見る

PAGE TOP ↑