コーヒー農園で得た経験 (5123)
公開日:
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僕が見たコーヒー農園からのハワイの風景
当時は25歳で、現在は49歳に。
うわぁもうそんなに経つのか、と改めて考えることになったのは、実はハワイ島のコーヒー農園でお世話になった農園主さんから、昨日高槻店に電話があったのです。
それで近々お会いすることになりまして、高槻店に来てくださるとのこと。
久しぶりの再会にウキウキしている僕、そしてハワイ島のあったことをカミさんに話していたんです。

ほんとに良い経験でした
そもそも農業体験すらほとんどない僕が、いきなり異国の地でコーヒー栽培という農業にトライ。
何より言葉の壁がどうなるかと、かなりの不安を持っての渡米でしたが、何とかなるもんですね。
ドキドキすることも多かったですが、一緒に仕事をしたフィリピン人の方々やメキシカンの方が、いろいろと親身になってくれたのでその期間を楽しく過ごすことが出来ました。
コーヒーの木の栽培から収穫、そして精製、乾燥、脱穀、袋詰めまで、産地でのすべての体験をそのハワイ島の農園ですることができたのは、僕にとって今も人生における財産であります。
いろんなハプニングも
チェーンソーで木を切ってたらチェーンソーが木から抜けなくなったり、トラクターを坂道で止めたらブレーキが甘くて、僕がトラクターから降りた後、坂を勝手に下っていくトラクターを死にものぐるいで追っていったり(最後はちゃんと止めることができました)
コーヒー豆の収穫で豆を入れたかごを腰に巻きながら、急な斜面で実を採っていたら転んでしまって、取った実をぶちまけてしまったり。
フィリピン人の方々の英語がタガログ語と混ざって最初はわかりにくかったけども、一緒に過ごしているとだんだんと分かってくるもんで、意思疎通が出来るようになった時はなんとかなるもなんだぁと、思ったものです。
僕がお世話になった農園は、ハワイ島のコハラという地区で、天気がよく変わり雨が降りそうだと思ったら、ダッシュで乾燥していたコーヒー豆(パーチメントコーヒー)をフォークリフトで屋根のある場所に戻したり、ほんとにいろんな体験をしました。
農園主さんとは12月に会う予定にしてまして、話にどんな花が咲くのか、今から楽しみにしてます。
またその話もブログでお伝えしますので、皆さんもどうぞお楽しみに。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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