心の在り方を大事にする理由
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焙煎アーティスト
高槻店で焙煎する時は、夏でも冬でもだいたいクーラーを付けません。
特に夏は暑いのですが、高槻店のクーラーは馬力があるので、どんどん冷やしにきて、なんか感覚がくるっちゃうのです。
なので、暑いですが、ドア・窓を開けてガンガン焙煎をしています。
お店が始まると当然クーラーをつけるわけで、その温度差でちょっと身体がだるくなったりしている僕です。
もともとクーラーには、特に冷房には弱い方なので、気を付けないととは思うのですが。
今年の夏も暑くなりそうですね、熱中症、温度差による倦怠感、皆さんもどうぞお気をつけてお過ごしくださいね。
さて今回は僕が心の在り方を大事にしているわけを書こうかと。
コーヒー豆という、ゆとりのモノを売っている
コーヒーの香り、味わい、そしてコーヒーを片手におしゃべりしたり、スィーツを食べたり。
コーヒーは飲み物ですが、でもそこには単なる飲み物だけでなく、それに付随するゆとりの時間もあるわけなのです。
ゆとりの時間をよりよく過ごすために、お客さんは美味しいコーヒーが必要なわけなのです。
だから僕はコーヒー豆というゆとりを販売している、といつも思ってます。
ゆとりを売っているものが、ゆとりを持っていないとどうでしょうか。
何か気持ちに落ち着きがない感じがしたり、高圧的だったり、明らかに売りつけようとした態度だったり。
僕はそうした人から、よっぽどでない限り何かを買おう、ましてやゆとりのモノを買いたいとは思わないと思うのです。
だから、心って大事じゃないのか、ゆとりの心は心の在り方からくるはず、と思い心の在り方を今も勉強している過程です。
いつも笑顔でいられるように
人間ですもの、いつも上機嫌で居れるなんて思っていません。
がしかし、心をコントロールできるようにはなりたい、そう思って生きています。
いつも笑顔に居られるようにするには、どんな考え方、ひいてはそれはどんな思想を持つのかというのが大事だと考えます。
例えば般若心経や仏教の教えの足るを知る、とか。
今、足りてないことを見るよりも足りているところに目を向けること。
当たり前のことに目が向いてないけども、水がある電気があるモノがある、と足りているところに焦点をあてる考え。
よく考えたら恵まれているんだと、満足すること。
足りないことを見ていつも不満に思うか、足りているところを見て常に満足するか。
もちろん状況によって、ハングリー精神は大事だけども、足りているところを見つめ、そうか私は幸せもんじゃないか、と小事大事に関わらずにそう思える方が、はるかに幸せな人生を歩めるの、と、そう思うのです。
そうしたことですよね、心の在り方を学ぶというのは。
ゆとりを売っている者だからからこそ、心のゆとりを持つように。
購入してくださる人が、コーヒーのゆとりをお楽しみ頂けるように。
僕はそんな考え方しています。
まだまだ、心を磨く勉強は続きます、まぁこれは一生ですね。笑
というお話でした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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