目立てへんけど、すごいヤツ
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焙煎アーティスト
昨日の井上尚弥選手のボクシングの試合、観ました?
すごかったですね、テレビの前で何度も身震いしました。
さすがバンダム級の頂上決戦、高度な技術と技術がぶつかりあい、そして技術だけでなく精神と精神のぶつかりあい、ドキドキしながらずっと観てました。
浅いラウンドで井上選手は目の上を、ドネアのパンチでカットしてしまいました。
あの1発で雰囲気がガラッと変わってしまい、その後流れがあっちいったりこっちいったり。
言いたいことは山ほどあるのですが(格闘技をやっていましたので 笑)、これ以上書くとマニアックになるので、本題にいきます。
そのカットした井上尚弥選手を見ていて。
セコンドにはカットマンがいる
ボクシングのセコンドにはカットマンと言われる人がいます。
カットマンは、今回のように流血したときにワセリンなどで止血する処置を施す人、なのですが、井上尚弥選手のセコンドのカットマンは、たぶんすごい腕のいい人なんだと思うのです。
ボクシングにはラウンドとラウンドの間に1分間のインターバルがあるのですが、カットマンはその間にその流血を止めるための処置をするのです。
流血がひどいとドクターストップで試合が終わってしまいます、仮に続行していても、流血している方はかなり不利な状況になっていきます、精神的にも。
それを食い止めるのがカットマンの役目ですが、今回見ていると、次のラウンドに進む時にはピタッと止めてました、井上尚弥選手の傷から流れる血を。
このカットマンすげなぁ、と見ていたのです。
井上尚弥選手の選手としての素晴らしさも当然ですが、試合に勝つというのは、こうした縁の下の力持ち、のような素晴らしい存在もあってこそ。
僕は毎回、インターバルは井上尚弥選手のセコンドのカットマンに目を奪われていました。
僕自身の目指すところ
僕自身も目立たないけど、僕は目立たなくていいのです、そうしたスペシャリストでありたいと思ってます。
それはお客さんのちょっとしあわせになるような生活を演出できる、目立たないスペシャリスト。
もちろんコーヒーのです。
そうした日々のちょっとしたお客さんのしあわせを支える、縁の下の力持ちとして。
それを改めて目指そうと、井上尚弥選手のセコンドのカットマンを見て思ったことはそんなことでした。
いや、ほんとう、素晴らしい試合でした!
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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