生産国によって違うコーヒー生豆のいろ
本日は月曜日はお休み。
高槻店は定休日、岡町本店は日曜日だけのお店なので日曜日以外は定休日。
月曜日は僕のお休みの日。
朝はゆっくり目に起きて、家族で朝ご飯を食べ、そして今、ブログを書いています。
娘がテレビを見ているのですが、なんとハクション大魔王。
リメイクして、現代版になって新たに放送されているのですね。
懐かしく、そして新しく、見入ってしまいました。
さて今日はちょっと用事を済ませてから、その後はおうちで過ごしたいと思います。
今回は焙煎する前のコーヒー豆、コーヒー生豆は生産国によって色が違ったりするんですよ、というお話です。


マンデリンとコロンビア
写真を撮ったところが違うので、ちょっと色の違いがわかりずらいかもしれませんが、上がマンデリン(インドネシアスマトラ島)で、下の写真がコロンビアナリーニョのコーヒー生豆。
よーく見えると色がちょっと違うでしょ。
上のマンデリンの方が濃い緑で、深い色。
コロンビアは明るく淡い緑の色。
生産国によって豆の色が違ったり、また精製法の違いで色が違ったりします。
豆に硬度っていうのかな、硬さがあるんです。
コーヒー生豆の水分はだいたい10~13%になっています。
なぜその水分量かというと、水分率が多いと保管している時にカビが生えやすくなり、水分率が少なすぎると輸送中に割れてしまい、もちろん美味しさに適した水分率というのもあり、乾燥されるときにその水分率されます。
硬さの話でしたね、焙煎する時に火が通りやすい豆と通りにくい豆があるんです。
これは色の違いでもあったり、生産国の違いであったり、様々です。
火の通りにくい豆
上の写真のマンデリンもそうですね。
コロンビアと同じ条件で焙煎した時、マンデリンの方が焙煎時間が長くかかります。
コロンビアもどちらかというと火の通りにくい豆で、硬い方です。
マンデリンは柔らかいのですが、豆に含まれる水分量の違いですね、きっと、なので柔らかい豆なんですが、火が入りにくいです。
同じ条件で焙煎したら、ブラジルは火が通りやすく、この中では焙煎時間は一番短くなります。
面白いでしょ。
そんなことを知った上で、焙煎する時にどう焼き上げようか最初にイメージして、そして味つくりをするのですね。
焙煎はシンプルですが、奥が深いのです。
だから飽きなくて、楽しいです。
明日からも発送が沢山、いいイメージを持って明日からも焙煎に励みますね。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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