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コーヒーの濃いのは下に溜まるよ

本日は娘の最後の幼稚園の送迎でした。
卒園式は金曜日ですが、僕のお休みは月曜日だけですので、今日が最後。

 

ちょっと寂しいですね。
でも嬉しいですよ、成長しているから。
幼稚園に入りたての時は、そんなこともあんなこともできなかったのに、今じゃそんなこともあんなこともできるようになって。

 

何というか、切ない思いと嬉しい思いと交錯して、複雑な色になっているそんな感じです。
今日は夕方から幼稚園のお友達が来るので、一緒に遊んで楽しい時間を過ごそうと思ってます。

 

こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。

 

 

コーヒーの濃いのは下に溜まる

 

島家ではコーヒーは、コーヒーメーカーで淹れて飲んでいます、と先のブログで書きました。
特にコーヒーメーカーだとか、一度で多くの杯数を淹れる方は、ここ注意してもらいたいのですね。

 

コーヒーを抽出するとき、特にドリップ式では始めの1湯目と2湯目と始めの方で、コーヒーの成分が濃く抽出され、あとは濃度合わせな感じで、薄目に抽出されるコーヒーで全体の味わいのバランスを取っていく、こんな風に考えて頂いて大丈夫です。

 

ということは、底の方に濃いコーヒーが溜まっている、ということになりますね。
1杯ドリップであろうが、5杯ドリップであろうが、同じように溜まります。

 

それをそのままカップに注ぐと、どうでしょう。
上澄みの方は薄いわけで、そうすると最初にカップに注いだコーヒーは薄味になる、ということです。

 

解決方法は?

 

簡単です。
お茶のように、例えば3杯のカップに注ぐなら、最初のカップは3分の1、次は3分の2、次が3分の3、そして戻って3分の1、3分の2 で注いでいくという方法もありますが、ちょっと手間ですよね。

 

だから僕は、スプーンで底からすくい上げる感じで、全体を軽く混ぜる感じで、グルグル混ぜなくて大丈夫なので、1周か2周くらい混ぜてそれで全体をなじませる感じにしてOKにしてます。(混ぜる動作をステアするといいます)

 

これで均等になります。
混ぜすぎると冷めてしまうので、あくまでも軽くで大丈夫ですからね。

 

これはマグカップに直接ドリッパーを置いてする場合にも、して欲しい動作です。

 

コーヒーメーカーでも軽く混ぜて、全体をならしてください。

そうすると味わいが均一になりますからね。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

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