小さいお商売を営むものその姿勢
去年の秋ごろから糸井重里さんが毎日書くコラム「今日のダーリン」を読み、それを毎日音読しています。
始めたきっかけは、マーケティングの師匠、藤村正宏先生が読むことと朗読することがいいよ、と教えてくれたから。
何がどういいのか、は説明があったのかなかったのか、僕がちゃんと聞いてなかったのか、忘れちゃったのですが、とにかく毎日やってみよう、とやり始めてと現在もしております。
音読は右脳に良いと聞きましたが、その良いことがどう表れるのか、かが分かりにくいところ。
ですが、なんかこう人に話す時にも、自然に順序立てて伝わるように話せるようになったように感じるので、効果がある、と思い続けております。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
糸井重里さんのコラムで
3月11日は東日本大震災のあった日。
そのことについてコラムは書いてあり、明るく生きる姿勢について糸井さんが思うことを書かれていました。
そのコラムを読んで、そう、姿勢が大事やねん、と僕も共感しました。
どう考えてどう生きていくか、大事なのはその姿勢なんです。
偉そうなことは言えませんが、一応、僕もですね、この島珈琲を立ち上げてこの3月29日には17周年を迎えることになり、それなりに酸いも甘いも知ってきておりまして、なので大事なのは姿勢だなと改めて思っている次第なのです。
認めてもらおうとする気持ち
これが邪魔をするのです。
人は誰だって承認欲求を持っています、それは否定しませんし、僕もあります。
ただね、言いたいことは、認めてもらいたいと思ってしている行動と、姿勢とはちょっと別もんだということなのです。
姿勢とは、誰かに認めてもらおうではなく、自分の信念に対しての行動が、身体にあらわれるオーラのようなものだと思うのです。
誰かに認めて欲しいとか、そういうものではなく、自分に対する、自分に向き合うことがここで言う姿勢だと思うのですね。
その姿勢に惚れたりして、その人やそのお店のファンになる。
姿勢は思想にも近いと思うのです。
僕のような小さなお商売を営むものは、この姿勢がやっぱり大事なのではないか、と改めて糸井さんのコラムを読んで思ったのです。
自分と向き合い、向き合って生まれるその信念とその行動が、誰かのしあわせに貢献する。
それが目指す「姿勢」ではないか、そんなことを考えておりました。
その姿勢を18年目も大事にしたいと、考えております。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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