僕はこんな事を考えて、お店に立つ
プロローグ
僕は職人にもなりたかったし、商売人にもなりたかった。
接客しているのが好きだけど、モノを創造してつくる、特に火を自在に操れる職人に憧れていました。
結果、コーヒー焙煎職人とコーヒー屋さんという選択になり、現在に至ります。
コーヒー屋をするに当たって、職人であることも大事だし、商人であることも大事。
美味しくなかったら売れないし、売り方を知らなかったら売れないし、どちらもバランスが整ってないとお商売は成立しないなぁ、なんて14年やってきて思います。
でも美味しいものをつくるってのは、当たり前ですよね。
もうそれが大前提になっていますからね。
だから何を考えてきたか。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

僕のテーマは笑顔だった
僕の焙煎するコーヒーで、生活に笑顔が溢れたら、それは僕にとって最上級の喜びです。
コーヒーをただ飲んで美味しいなぁと思ってもらうことも大事ですが、そこは当たり前。
その先に何があるのか、その先にお客様はどうなってもらいたいのか。
よく考えます。
朝の一杯が「さぁ行こう!」と思うようなコーヒーであったり、家族の団らんでは笑顔が咲き、その傍らにあるコーヒーであったり。
そんな役割ができたら良いなぁと思って毎日愛情込めて焙煎して、できるだけ笑顔で接客してコーヒー豆を御家庭で楽しんで貰おうと、お店に立っております。
できるだけ笑顔って?
だって人間だもの。
僕もお店の運転資金のことや、税金の支払いで悩んだりして顔にでてたりします、たぶん。(笑)
でも、それはお店の事情であってお客様に全く関係ありませんよね。
この14年でずっと考えて来たことは、どうしたら接客している四六時中、笑顔でいられるか。
もうここはメンタルの問題、心のコントロールの他、何もないです。
いかに自分の心の状態をよくするか、都合の悪いことがあったとしても、どうやって心の中で好転させるか、だってコーヒーってゆとりの飲み物でしょ。
ゆとりを売ってるものが、むすっとした態度や顔で販売していたら、どうですか?
美味しいものも美味しくなくなりますし、ゆとりを感じないですよね。
僕は何度も失敗してきました。
イラッとしてしまって、言わないでいいことを言ってしまい、二度と来なくなったお客様。
だから心の状態って大事なんです、ゆとりの飲み物ですからね、コーヒーは。
エピローグ
今でも不安になったり、先のことをあれこれ考え過ぎて行動が小さくなってしまい、笑顔を失うことも多々あります。
これはたぶん永遠のテーマ。
僕の永遠のテーマ、いつも笑顔でいること。
良いこととあるから笑うのではなく、笑っているから良い事が訪れる、これ真理ですよね。
薫る島珈琲をもう一杯。
焙煎アーティスト 島規之
マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
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島 規之
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