*

ブレンドは輸入前にもされているの?

今年5月1日に島珈琲株式会社を設立。
いろいろある契約、個人から法人への変更手続きがほぼほぼ完了し、やっと普通になってきたなぁ感を持っている僕です。

 

社会保険のなどの手続きも済み、残すところあと2つほどあるのですが、その中で聞いた時に「えっ」と思ったのが、営業許可証。

 

個人から法人の名義変更はできないらしく、個人を廃業して新たに法人として所得しないといけないそうで、やっと今その準備に取りかかっております。

 

一気に終わらせたいけども、自分だけの処理では終わらないことなので、いろいろと時間はかかりました、があと少し。
お店のことをしながら、並行して書類を用意しております。

 

いろいろと落ち着きを取り戻しています。
暑い毎日いかがお過ごしでしょうか。
暑さ、それから台風にお気を付けてお過ごしくださいね。

 

こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。

 

 

 

ブレンドは輸入前にもされているの?

 

はい、されているものもあります。
もちろんブレンドされていないものもあります。

 

ブレンドはいくつか種類があるのですが、焙煎したコーヒー豆同士でブレンドするのをアフターミックスといい、焙煎する前にブレンドするのをプレミックスと呼んでいます。

 

そして、そのプレミックスの前に生産地でブレンドしているもの、今回はこのお話です。

 

これに関してはブラジルがやっぱりすごいですね。
ブレンドもどこまでを定義とするのか、がややこしいところなのですが、同じく国で、同じ生産地域のものをブレンドしたモノ。
同じ国の中で、生産地域の違うものをブレンドして味わいを作るものとがあります。

 

僕も知っていることが曖昧で、全てを詳しくは説明出来ないのですが、ブラジルにはクラシフィカドールというブラジルで生産されたコーヒー豆をブレンドする人、コーヒー鑑定士ですね、がおられるのですが、商社の人がやっぱりすごいと言っておられました。

 

何がすごいのか

 

先日、そのブレンドしたブラジルコーヒーを飲んで感動したのです、あっこれ昔に飲んだブラジルの味わいだ、と。

 

僕ももうそこそこの年齢なので、このコーヒーの世界ではだんだんと古い人に入っていくところだと思うのですが、そうなんです昔に飲んでた、いわゆるブラジルらしい風味を持ったブラジルだったのですね。

 

近年、その風味が少なくなってきたなぁって思っていたのですが、ブレンドで再現できるのですね。

 

というか、その鑑定士さんにお願いするとこの地域とこの地域のものをブレンドして、っていとも簡単に作られたらしく、その話を商社さんから聞いてすごいなぁって思っていたんです。

 

このブレンドに関しては、僕たちプロが仕入れをするときにそれらを選ぶので、お客さんがそれを欲しい!と思っても簡単に選べるわけではないのですが、参考になるかなぁと思って書きました。

 

ブレンドとは、結局、味を組み合わせることで、単品では表現できない味わいを作ること。
複雑さが持ち味です。

 

どのブレンドでも、作り手の表現したい味わいが詰まっているので、その複数の味わいが重なる楽しさを飲む時に楽しんでもらえたらなぁと思っております。

 

ということで、ブレンドは輸入される前でもされているものはありますし、輸入後、焙煎前、焙煎後といろいろあります、ということをお伝えしたかったブログでした。

 

今回はちょっとまとまり悪いなぁ、と自分の中で思っているのはナイショです。(笑)

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

僕が好きなコーヒーの抽出方法はなんだと思います?

プロローグ だいたいブログのネタは、書くその日の前日お風呂を入りながら閃くことが多いのですが、友達

記事を読む

再販します!コーヒーシロップ無糖が入荷しました!

12月に製造したのは初めてです。 コーヒーシロップ無糖が先ほど、加工工場からトラックに運ばれて高槻店

記事を読む

1つだけ変化をさせて合わせていく (4607)

台風の進路の動向を逐一チェックしてます。 来週はどうやら雨が多い様子、台風の影響でしょうか。 &nb

記事を読む

コーヒーの粉 微粉のはなし

さて年末に向かって、お客さんの流れが変わってきた感じがするこの頃。   なんて

記事を読む

焙煎の後にしている「味わい」において大事な作業とは

最近、お知らせばっかりですみません。   3月2日金曜日、この日は天神祭の代休

記事を読む

アイスコーヒー用のコーヒー豆はホット用に使うのは邪道か?

さて大型受注を頂きました、短パン社長 奥ノ谷圭祐さんプロデュース TANPAN COFFEE こんな

記事を読む

焼きました!

 無添加コーヒーシロップ用(カフェオレベース)38キロの焙煎豆です ただでさえ4坪と狭

記事を読む

時間が経って味わいが深まるコーヒーもある というお話

両親に温泉旅行をプレゼントし大阪池田・不死王閣の旅館に一昨日から昨日と泊まり、おかげ様でゆっくりとさ

記事を読む

やっぱり質問が多いのはコーヒー豆、粉の保存方法

店頭で販売する楽しさは、お客さんと会話すること。 だいたい天気や気候の話をして、他愛のないことをお話

記事を読む

お店でコーヒー豆・粉は一度にどれくらいの量を購入するのがベストなの?

昨日、12月26日は岡町本店は年内最終営業でした。 25日の日曜日にお客さんは集中して来て頂きまし

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
気持ち良く仕事をする環境をつくることでお客さんも気分が良くなる (4904)

今日は業務用卸の御注文を相次いで頂きました。   島珈琲のコ

今日はバイクでちょいツーリング (4903)

船井総研さんからメールが届くのですが、先日、だいぶ目を引く内容がありま

日曜日だけ、の理由 (4902)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店へ高槻から車で移

コロンビアはナリーニョに切り替わります (4901)

前号でこのブログは4900号へ到達しました。   5000号

世界文化遺産 熊野古道で美味しいコーヒーを (4900)

昨晩はウェブミーティングでした。   実はですね、秘かに水面

→もっと見る

PAGE TOP ↑