モカをドリップすると他のコーヒーとなんか違うのはなぜ?
バイクが好きで、大型二輪免許まで持っている僕です。
ですが、一度たりとも大型自動二輪を保有したことがありません。
免許を取ったのは、大型自動二輪免許が教習所で取れるようになったその年。
その当時は、ヤマハ・ビラーゴ1100というバイクに憧れておりまして、空冷Vツイン プレスバックボーンというバイクに興味のない方には全く意味分かんない言葉なんですが、フレームに空冷Vツインエンジンをつっているような感じで、フォルム、見た目ですね、すんごい芸術的なバイクなんです。
今はもうありませんが、幼い時にプラモデルで作ってから、いつか乗りたいバイクの一つでした。
現在はシグナス125を通勤時に乗っておりまして僅かな時間ですが、バイクの時間を楽しんでおります。
アクセルワークがやっぱ楽しいわ!って。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
モカをドリップすると他のコーヒーとなんか違うのはなぜ?
いつも決まったコーヒーをドリップしているとします。
たまには違うコーヒーをドリップして飲んでみよう、そうだモカでも飲モカ!とモカのコーヒー豆を購入しました。
いつものようにセットし、ドリップを始めます。
ややや!
なんかいつもと感覚が違うな、なんというか水はけが悪いような。
ちょっとシャバシャバしてる感じもするし。
あれ、なんかドリップの方法、間違えたかな?
そんな経験ありませんでしょうか。
今、僕の休憩用のコーヒーにエチオピア・モカの中焙煎をチョイスし、ドリップしました。
いつもちょっと違いますよね。
それはなぜなのか。
科学的なことはわかりませんが、僕が思っていること書きますね。
繊維質が違う
島珈琲のエチオピアモカはイルガチェフ村のウォレカという農協のものです。
まぁこれがフルーティで美味しいのなんのって、っていうと手前味噌ですね。
果実、そしてスパイスのような味わいを感じ、そして甘く上品。
独特の風味を持っているのがこの、イルガチェフ・ウォレカ。
で、ドリップの時になぜ、他の産地のものと感触が違うのか、というと豆の繊維質が他のものとちょっと違うと感じています。
この独特の味わいは他に類のないもの。
それはコーヒーの質の違いから来ていて、コーヒー豆の1粒の組織の違いから、その独特の味わいが来ていると考えれば、コーヒー豆は顕微鏡で見ると繊維の固まりのようになっており、その繊維がちょっと違うのでは、と思っているのです。
それが水はけの悪いような、他のコーヒーの粉と違って、お湯が通り落ちるのも少しゆっくりなる理由では、と考えています。
テクニックうんぬんかんぬんではなく、モカは他のものとちょっと違うので、こうしたことがあるということ、モカをドリップしていていつもと違うなぁと思った時は、この話を思いだしてください。
まぁしかしイルガチェフ・ウォレカは甘く上品で美味しいなぁ、と思いながら、今回のブログを書き終えました。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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