*

焙煎技術を高め、味わいを良くしたの方法は実は○○だった

なんとなくこいうタイトルを付けるのは嫌なんです。
なんか思わせぶりで、ね。

 

どちらかというと、ストレートな表現を用いる方が好きなのです。
いや、でもブログはなんていっても、タイトルでどれだけ惹きつけるか、が大事なんです。

 

あっ読んでみたいなぁって思ってもらい見てもらう、そんなタイトル。
タイトルで惹きつけた、しかし内容の密度がついていかなければ、その期待度に反比例して今後は期待されなくなる、ということにありますよね。

 

タイトルで期待させすぎて、内容がもう一つだと読み手を落胆させるわけで、タイトルだけが大きすぎてもダメ。

 

そこがタイトルのつけ方が難しいところではあります。
振り向いて欲しいが、タイトルが内容に対して過大だと落胆値も大きい、そんなことを思っている僕、焙煎アーティスト島規之です、こんにちは。

 

 

 

焙煎技術を高め、味わいを良くしたの方法は実は○○だった

 

本日は東京からコーヒー生豆(焙煎をする前のコーヒー豆)を仕入れしている、コーヒー商社の社長さんが岡町本店においでくださり、コーヒーの情報を頂いておりました。

 

世界各国、コーヒーの産地を巡り、輸入するコーヒー豆を買い付けしている社長さんの生の情報。
非常に新鮮なものばかりで、勉強になりました。

 

現在の状況と動向をなどをお聞きして、これからの島珈琲が進む方向に参考になること沢山でした。

 

それでね、社長さんと僕たちは良い時代を生きていますね、とお話していたのです。

 

というのも、今はコーヒー生豆は良い物がわりと簡単に手に入るのですね。
僕が焙煎に興味を持った時は、そんな今のようなスペシャルティコーヒーと言われる高品質コーヒーなんて手にすることはほとんどありませんでした。

 

コーヒー生豆自体を手に入れることが難しかったのですね。

手入れることができても、一般的なブラジルとかコロンビアの普通のクラスのものでした。

 

それを必死で美味しく焙煎できるように考えた

 

ああでもない、こうでもない、と。

 

お店を出す前は、僕、いわゆるコーヒーマニアで自分の家で焙煎をしていたのですね。
業務用というよりも趣味用の焙煎機で、ですね。

 

その普通のコーヒーを焙煎でいかに美味しくするか、そこで努力したこと、これが今にも生きているわけなんですね。

 

今、島珈琲も高品質コーヒーを使用しています。
その良さを引き出すには、やっぱりその経験が生きているわけなんです。

 

つまり良い素材が手に入らなかったからこそ、焙煎技術でカバーし、そこを腐心したわけで、結果焙煎技術を高め、味わいを良くしたの方法は実はここだった、というわけなんです。

 

素材も大事ですが、素材に頼りすぎてもいけないわけで、どちらかがではなく、両輪なのですね。

 

現在のこの良い素材が手に入りやすいこの状況を、否定するつもりはありませんが、技術で迷った時は初心に戻るというか、原点を見つめ直すことも大事だな、と改めて思った次第です。

 

昔は良かったなんていいません、今は今で良い。
だけど、初心と原点はいつでも大切にしていたいなぁと、社長さんと「良い時代に生きてますよね」と会話していて思ったことでした。

 

まだまだ。
喜んで貰うために技術も磨いていきますからね、薫るコーヒーを。
良い出会いは心に活性を与えてくれますね、感謝です。

 

それでは。
焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
アバター画像

最新記事 by 島 規之 (全て見る)

関連記事

個人店が少なくなれば街は面白くなくなるよね

昔と比べるのはよくないとは思うんだけど、昔と比べてコーヒー関係の機器が高くなったと感じてます。 感じ

記事を読む

挽き方で味が変わるの?粗挽き・中挽き・細挽き 正解はどれ?

プロローグ お店でコーヒー豆を購入し、お店で粉に挽いて貰う方はお店の方にお任せになりますが、おうち

記事を読む

今日の #島珈琲録

久しぶりに書くことが浮かばない。 困ったなぁ。   ブログは書きたいのだけど、今朝はいつも

記事を読む

人は自分の鏡か?幸運をつかむ鍵とは

島珈琲高槻店は日本で2番目に古い天神さん 上宮天満宮の参道でお商売をさせてもらっているので 毎月 月

記事を読む

今日から新しいブログに移転します!

今朝は5時に起き 自転車で高槻店に向かっていましたが 朝の風は冷たく 半袖半パンが寒く感じるほどで

記事を読む

昨日 新規出店のご相談を受けて思った事

プロローグ 昨日は夕方に新規出店のご相談を受けました。喫茶店をされたいということでご相談です。

記事を読む

ブレンドの作り方 考え方

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です   昨日 高槻店での喫茶部門 夏のナ

記事を読む

自家焙煎を開業しよう、と思った僕の経緯

申し訳ございません。 2022年7月24日12時30分現在でも、ホームページでの通販での、クレジット

記事を読む

迷ったら迷った味わいになる

これは自分の経験を通してわかったことですので、確信を持って言えることです。 迷ったら迷った味わいがで

記事を読む

島珈琲の美味しさは、焙煎機にも隠されている

美味しさとはトータルのモノで、たとえすごい原料を使って、すごい技術で美味しく出来たとしても、食べる環

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
ワンオペの日 (5032)

今日はカミさんはお休みで、終日僕一人での所謂ワンオペとなります。 &n

夏の焙煎 (5031)

焙煎はいつも朝にする派の僕です。   何でもそうですが、いつ

カーボンを削ぎ落す (5030)

島珈琲の通販のルールでは、ホームページなどからご注文を頂きまして、それ

限りなく平和 (5029)

昨日は高槻店の焙煎機のメンテナンスの後、カインズに買い物へ。 &nbs

今日は焙煎機のメンテナンスです (5028)

今日は6時起きでスタートです。   月曜日は岡町本店と高槻店

→もっと見る

PAGE TOP ↑