ブログを書くというリスク
高校生の時だったかな。
FMラジオから尾崎豊が唄うLOVE WAYが流れていたのは。
なんて歌なんだろう、と聞き入ったこといまだに覚えています。
多感な高校生の時に尾崎豊の歌は、なにかモヤモヤしている心に共感を持たせたこと、歌を聞けばその時代のあの気持ちを呼び起こすことができることは、歌の良いところですよね。
そのLOVE WAYの一節にこの歌詞があります。
「言葉も感じるままにやがて意味を変える」
そう、言葉は人の取りようによって、その人の心のフィルターを通ることで、意味は人によって変化するのですよね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
ブログを書くというリスク
表現するということは千差万別の取りようがある中へ、表現したいモノを放り込むことだと考えてます。
つまり自分はこういうつもりで表現した、にも関わらず、人によってはまったく違う意味、まったく違うカタチとなって受け止められることもある、ということです。
僕の言葉足らずから生まれた誤解もあれば、違うそうじゃない、ということなんてしばしばどころか、しょっちゅうです。
表現の足りなさや、誤字の多さ、それから言葉では説明できないことがあることの力量不足、から自己嫌悪になりそうなこともしばしばです。
知らないところで批判もあるだろうし、笑われているかもしれません。
そう思うと怖くてブログなんて書けやしません。
自分はこう思う、と言いきっても、自信があっても、はやり批判されることはは誰だって嫌なもんです。
知らず知らずに自ら恥をかいていること、さらしていることもあるでしょう。
リスクを恐れていたら表現はできない!
何か思いがあって始めたわけです。
僕もいろいろありますが、ブログ書く理由のひとつは、コーヒーの知識や面白みを伝えることで、もっとコーヒーの世界を楽しんで欲しい、その思いもあります。
伝えなければ恥をかくこともありませんが、自分の思いや表現は伝えないと何も伝わりません。
誰かを喜ばそうと思い表現すれば、なにがしリスクは付いてくるモノなんです。
ブログを書くことは恥をかくこと、だとも思ってます。
足下のリスクを恐れてしまうけども、リスクの向こうにあるものにも目に向けてみる。
その情報によって誰かが喜んでいる顔が浮かんだり、その情報によって楽しいコーヒーライフが向上したり。
リスクの向こうに何が見えるか、が大事ですよね。
ブログ書いていていっぱい良いことあります。
でもそれはリスクと背中あわせだとということ、なんですね。
人は何かを始めるときにやっぱりリスクを先に見てしまうモノです、僕もそうです。
でもそのリスクの向こうに何があるのか、どんな良い事が待っているのか、どんな素晴らしいことがあるのか、そしてそれによってどんな喜ぶ顔が見ることができるのか、それが自分をつき動かすのに大切なことかな、なんて思ってます。
島珈琲の法人化していて思ったことと、ブログを書くことのリスクが、昨日何故かお風呂に入っている時にクロスして、湯船に浸かりながら考えていたのですね。
その湯船で考えてたことを今回は文字にしました。
なんでもそうリスクと背中合わせ。
そのリスクをも楽しめるようになれば、人生はもっとエキサイティングになるのだろうな、なんて思ったしだいです。
ということで、今月中には島珈琲は株式会社になりそうです。
引き続き、皆さんに笑顔になるコーヒーと愛をお届けできるように、全力コーヒーです。
リスクの向こうを見て頑張ります!
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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