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スペシャリティコーヒーに、こだわりません宣言

スペシャリティコーヒーとは、世界で生産される全コーヒー量の約5パーセントくらいの生産量で、高品質コーヒーとして価値の高いコーヒーです。

 

当然、価格も通常に流通しているコーヒー豆よりは高値で取引されています。

 

僕が島珈琲を開業した2002年くらいから、僕の様な個人店でも少しづつスペシャリティコーヒーを手に入れることができるようになりました。
今はその当時と比べると容易に手に入れることが可能になりました。

 

以前にも触れましたが、近年世界的なスペシャリティコーヒーブームでその価格は10数年前に比べると2倍近く高騰している銘柄もあります。

 

でね、これまで積極的に僕もスペシャリティコーヒーを追ってきましたが、今回はスペシャリティコーヒーにこだわりません宣言をこのブログでしようと思ってます。

 

これから理由を書いていきますね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

 

美味しいコーヒーが手に入るようになった

スペシャリティコーヒーより美味しいかどうかと言う基準でなく、僕が「あっこれ美味しい!」と思うコーヒーが、手に入るようになりました。

 

それはスペシャリティコーヒーという高品質コーヒーに属すものでなく、ハイコマーシャルというスペシャリティコーヒーよりも少し格が下になるコーヒーです。

 

線引きはスペシャリティコーヒーはカップテストしたときに80点以上になるものがスペシャリティコーヒーで、それ以下の75点くらいまでがハイコマーシャルというところに属するようです。

 

で、そのハイコマーシャルというランクに入るコーヒーでも十分に美味しいものがあるのですね。
現在の島珈琲のラインナップにも入っております。

 

知らない人が読むとちょっとわけわかないと思いますが、要は高品質コーヒーだけに島珈琲はこだわりませんよ、僕が美味しいと思う基準を今後はもっと大事にします、というところです。

 

経営のこともあるので、未来の価格のことも考えて

このまま行けばスペシャリティコーヒーは少しずつ高値になると僕は見ています。

 

僕は家庭で気軽にコーヒーを楽しめるそんな価格帯を継続したいので、仕入れのこともこの際見直していこうと思ってます。

 

もちろん、僕の「美味しい」にかなったものだけを選んでいくので、そこは安心してくださいね。

 

コーヒー豆のランクやレベルにこだわらず、僕の美味しいと思うコーヒーを絶対の基準して行きますよーというお話です。

 

もちろんスペシャリティコーヒーを取り扱わないということではありませんからね。
あくまでもコーヒーの格付けにこだわらない、ということです。

 

前から島珈琲のホームページやパンフレットからは、スペシャリティコーヒーという文字は使用しておりませんでしたが、今後は更に登場しなくなると思います。

 

今回はコーヒーの格付けにこだわらず、僕の美味しいを最優先にしてコーヒー豆をチョイスします!そんな改めて宣言したブログでした。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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