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コーヒーメーカーとハンドドリップ、同じ味わいにならないのはなぜ

僕のフェイスブックのコメント欄に、タイトルのような質問をお受けしましたので、今回はこのテーマ、コーヒーメーカーとハンドドリップではなぜ同じ味わいにならないのか、を説明していきますね。

 

さて4月、高槻では桜が咲きましたが、お天気に恵まれず雨が続きそうです。
この時期の長雨、菜種梅雨ですね。

 

桜が雨に濡れ、それはそれで艶っぽくみえるのもまた風流。
晴れている方がいいですが、その時その時を楽しむのもまた味わい、ですね。

 

皆さんのお花見はどうされますか?

 

では、本題に入りましょう。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

コーヒーメーカーとハンドドリップの違い

家族でコーヒーを楽しむ時は、人数分必要なので複数杯淹れますよね。
そんな時はコーヒーメーカーで。

 

でも自分だけが飲みたくなった時はコーヒーメーカーではなく、1杯ずつのハンドドリップで。
このように使い分けている方も多いと思います。

 

ここで疑問が。
同じコーヒー豆(粉)を使って淹れているのに、どうして味わいがちょっと違うの?

 

さて、皆さんはどうしてだと思いますか。

 

もちろん器具が違うからというのは分かると思いますが、それ以上に理由があるように思いますよね。

使っているコーヒーメーカーの機能とか性能にもよりますが、そのなぜをざっくりと書いていきます。

 

双方の違いとは

まずドリップするお湯の温度が違う可能性がある。
ドリップするときのお湯の温度、ハンドドリップの時と、コーヒーメーカーの場合、微妙なズレがあります、まずその可能性がひとつ。

 

お湯注ぐの均等性。
ハンドドリップ場合は粉にお湯をドリップするときに、あるていど均一に注ぎますよね。

ドリッパーの端のところにはお湯を注いでは行けませんが、真ん中からまわりを塗りつぶすように。

 

コーヒーメーカーの場合、全体にお湯が注ぐようになっている機能がついているものもありますが、今のところは中心からお湯を注いでいるものが多いです。
ですので、ハンドドリップとは違い、コーヒーメーカーは粉の真ん中周辺のみに注がれる、ということになりますね。

 

この差も味わいの差になると考えられます。

 

最後、これが1番の原因と思いますが、粉の層が違う。
何回かここでも書いてきましたが、一杯分のコーヒーの粉をセットするのと、例えば4杯分の粉の量をセットするのと、どっちが粉の高さはありますか?

 

使う器具によって違うときもありますが、大抵は4杯の方ですよね。

 

それを横から断面で見たとしましょう、頭の中で描いてみてきください。

 

その断面図の上から、一滴のお湯を落として見てください。
その一滴のお湯が落ちるまで、一杯分の粉と4杯分の粉、どちらが長く粉と接触していますか?

 

そうですね、4杯分の粉の方ですよね。

 

コーヒーの抽出は粉とお湯の接触時間に大いに関係があるので、接触時間が長いと濃い味わいになります。

 

使い分けておられる方は、コーヒーメーカーでは複数杯淹れることが多いと思います、逆にハンドドリップの場合は1杯か2杯分くらいかと。

 

なので、濃度の差が味わいの差になっている、ということになります。

 

こんな感じで、コーヒーメーカーとハンドドリップの味わいの違いがあり、そしてそれは違って当然なので、その違いをお楽しみ頂けたら嬉しいなぁと思っております。

 

いかがだったでしょうか。

コーヒーの器具の違いと味わいの違いはコレに限らずまだまだありますから、奥深いです。
僕もまだまだ勉強中。

 

コーヒーって楽しいですよね、それでは今回はこのへんで。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
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