ドリップの時にプックーと膨れるのは、技術ではないというお話
昨日はMBSの番組の取材がありました。
catch!!という45秒の番組で「手」をピックアップして人を紹介する番組なんですが、昨日担当の方がこられて高槻店で取材を受けました。
終始、笑いの絶えない取材でめっちゃ楽しかったです。
いろんな質問を受けて改めていろいろ考えさせられることも多く、自分を見直してみよう、と思うことも何度もありました。
良い機会でした。
放送は近畿圏内のみですが、今月1月の終わりに放送されるそうです。
2時間くらいの取材で、45秒に編集するのは難しいだろうなー、といらぬ心配をしながらどんな放送になるのかワクワクしています。
詳細わかればお伝えしますね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
取材の途中こんなことを言われました。
ドリップの時に粉がプクッーと膨らむのができないのですよー
と。
いえ、違うんです。
これは技術的なこうなるのではないのですね。
コーヒー豆の鮮度でこうなるんです。

とお答えしたのですが、もうちょっと詳しく説明しますね。
家の場合ですと、豆で購入しミルで挽いて直ぐにドリップすれば起こりやすい現象なのですが、このプクッ-膨れるのはコーヒー豆が焙煎されてからどれくらいかが重要なんですね。
焙煎して10日くらいでしたらけっこうな勢いで膨らみます。
但しお店で粉にしてもらって購入した場合は、挽いてもらってから直ぐに帰り、そして帰ってから直ぐにドリップすれば起こりますが、時間が経つにつれて膨らみはなくなります。
どうして膨らんだり膨らまなかったりするのか
焙煎してから時間の経ってないコーヒー豆は、豆の中に炭酸ガスを沢山含んでいます。
香りの成分でもあるのですが、その豆をミルで挽いて直ぐにドリップすれば、含まれるその炭酸ガスが粉を持ち上げて膨らむ、ということなんです。
コーヒー豆は繊維質のかたまりなので、その繊維の隙間にガスは隠れているのですが、挽かれることによって放出されます。
直ぐにドリップしたら放出されてもまだ粉になったコーヒーにガスは残っていますが、粉になってからも徐々にガスは抜けていきます。
なので、炭酸ガスは徐々にへり、膨らまなくなる、ということなんですね。
淹れ方が悪いから、と思っている方も多い様ですが、膨らまないコーヒーの粉を膨らませるテクニックを僕は過去20数年コーヒーに関わってきて、そのようなテクニックは知りません。
ですので、技術ではどうにもなることではなく、鮮度の問題なんですね。
鮮度が良くても膨らみにくいコーヒー豆もあってややこしいのですが、膨らむのは淹れ方の技術でどうにかなることではないですよーというお話でした。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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