*

僕がハワイ島のコーヒー農園で得た大事なこころ

プロローグ

僕がハワイ島のコーヒー農園へ働きに行ったのは、2001年1月のこと。
ボランティアというカタチででした。

 

食住に関しては特にこちらで用意する事もなく、ちゃんと働けば食べる事も住む場所も困ることはありません。
田舎でしたので、遊ぶ場所は海くらいでお金もほとんど使うこともなく、ただただ農作業に明け暮れる日でした。

 

ハワイ島で印象だった食べ物はスパムおにぎりで、鮨ネタの様に焼いたスパムをご飯の上に載せ、ノリでくくるおにぎり。
日本に帰った時、友達に紹介し、仲間内ではとっても人気がありました。

 

実は日本ではあまりしないと思いますが、現地ではこのおにぎりに梅干しを入れたりするんですね。
斬新で懐かしい感じが交錯する味わいと記憶しています。
写真はスパムおにぎり、食べたくなってきたなぁ。笑

 

IMG_6304

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

現場の苦労が知りたかった

ほんとに「こんなチャンスは滅多にない!」とインターネットで募集要項を見た時思いました。
お店をやりたい、とこの時には思っていましたので、お店をすると農園で働くなんてかなり難しくなります。

だから今しかない、と15年前の今頃お店をオープンさせる前に応募しました。

 

ここで知りたかったのは、コーヒーがどうやって栽培されて、どうやって精製され、そして輸出されるのか。
見学だけではなく、実際に自分が体験したかった。

 

それは現場の苦労が知りたかったからです。
沢山のコーヒーの本で精製の一通りは説明されていますが、実際はどんなふうにされているのかは体験しないとわからない事です。

 

例えばコーヒーの実は手摘みしている、と書かれていても、そのコーヒーの実をとり続けていると手は荒れる、などはやったものしかわからない事なんですね。

 

コーヒーの実って手が荒れるんです。
手肌が弱い人はゴム手袋を付けて実をとっています。

IMG_0917

 

 

とにかく、農作業は大変だった

どんな仕事も大変ですが、農作業は生まれて初めてだったので大変でした。
トラクターの運転が下手で崖に突っ込みそうになったり、強風で倒れた木をチェーンソーでカットしてたら、木に刃がめり込んで取なくなったり、コーヒー以外の事も沢山経験しました。

 

植物を育てるのはほんとに大変で、収穫、それから精製、自然が相手なのでどうにもならない事が沢山ありました。
この時、農業を生業としている方々に尊敬の念を覚えました。

 

コーヒーは栽培から輸出まで、とにかく人の手を沢山必要とします。

この経験で僕は何を得たのか。
それは、これだけ人の手を使い、労力と時間をかけられたコーヒー豆。
多くのプロセスを通り、ここまで来たコーヒー豆を僕は大事に焙煎しよう、大事にお客様にお渡ししよう、そんな想いを、ハワイ島で得ました。

 

育てることがどんなに大変なのかを知っているからこそ、目の前のコーヒー豆を大事にしたい、そう思ってます。

 

エピローグ

もう15年も前になります。
この時期になるとあの風景を思いだします。

 

あの時に得た経験は今に生き、僕のコーヒー屋の原点にあるものです。
目の前のコーヒー豆を大事に焙煎する、そしてその大切な焙煎コーヒーを一番最後になるお客様へお渡しし、笑顔になってもらう、それが僕の原点。

 

もうすぐ14周年を迎えるにあたって、そんな事を振り返っていました。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546

 

購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
https://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

 

IMG_0035

 

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

ネルドリップの取り扱いについて

プロローグ コーヒーのいれ方で一番好きな方法は何か?と聞かれると迷いなく「ネルドリップ」ですと答え

記事を読む

コーヒーのおはじき ハンドピックとは不良豆を手選別してはじくこと 

プロローグ 今回の記事は、コーヒー豆を焙煎する焙煎屋にとってすごーく地味な作業である「ハンドピック

記事を読む

ドリップコーヒーを美味しく安定していれる7つのコツ

ドリップコーヒーを美味しく入れたい ドリップコーヒーの味がいつも同じでない 安定しない ドリップコー

記事を読む

アイスコーヒー用のコーヒー豆の用途は、アイスコーヒーだけなのか

プロローグ 島珈琲のメニュー表に、アイスコーヒーのブレンドというブレンドがあります。 これはドリ

記事を読む

なるほどがいっぱい カンカンセミナーに行って来ました!

TANPAN COFFEEがいよいよ昨日スタートしました。 受付のスタートを聞いてなかったので(笑

記事を読む

ただただ信じてやってみる

高槻店は、この五月に喫茶コーナーを終了しました。 現在は椅子をそのまま置いているのですが、コーヒー豆

記事を読む

コーヒーの苦味には2種類あって、焦げた苦味も存在する

プロローグ ブリュレのキャラメリゼ つまり焦がしアメですね、これを作っている時にふとコーヒーに置き

記事を読む

シーンで分けてみる お好みのコーヒーの味を探すためのヒント

実は苦味があるとか酸味がある、というのは僕たちプロからするとどちかといえば、ネガティブな表現なのです

記事を読む

ペーパーフィルターの良し悪しの見分け方

プロローグ 2月は日数が少ないので カレンダーを見るとなんだか焦ってしまうのは僕だけでしょうか?

記事を読む

焙煎アーティスト流 フレンチプレスの美味しい使い方

プロローグ たまに自分のコーヒーを淹れるのに、ハンドドリップするのが面倒くさいなぁと思う僕です。笑

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
一斉開花を思い出す (5551)

次の月曜日のお休みは、カミさんとデートです。   昨日、家族

仕込み焙煎の豆 旅立ち (5550)

昨日、帰り道えらい渋滞が起こっているなぁ、とその先を見てみたらガソリン

テイクアウトカップコーヒー、一部価格変更しました (5549)

少し前にこちらのブログで注意喚起をさせてもらいましたが、再度お伝えして

no image
アフターバーナー復活しました (5548)

昨日はお休みを利用して、アフターバーナーの修理に来てもらいました。 &

no image
違和感ありありな朝 (5547)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、岡町本店にまいりまして本日も10時よ

→もっと見る

PAGE TOP ↑