コーヒードリッパー メーカーによって何が違うのか?
プロローグ
前回の記事に続いて、今回もコーヒードリッパーのはお話です。
コーヒードリッパーにもいろんな種類がありますね、ペーパーで濾すモノや金属フィルターのもの、セラミックなどなど、僕も知らなかったものあるくらい、多種多様となっています。
メーカーによってカタチも違うものがあったり、カタチが一緒のものもあったり、メーカーによって何が違うのか?今回はペーパードリップのドリッパーについて僕の視点での説明をしたいと思います。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
カリタ・メリタ・円すい
写真 左から円すい・メリタ1つ穴・カリタ3つ穴(写真は三洋産業社製)です。
種類としてはカリタの3つ穴タイプ、メリタの1つ穴タイプ、円すいタイプ、ドリップで僕が知っているのは、この3つです。
カリタの3つ穴タイプで、メーカーの違うモノがあります。メリタの1つ穴タイプは他のメーカーでは僕は見たことありません。(きっと他のメーカーでもあるかも知れません。)
それで、カリタの3つ穴タイプ、カリタ以外では三洋産業で3つ穴があります。(他メーカーもあると思います。)
今、手元にあるのが三洋産業の3つ穴タイプです。
これとカリタと味わいは違うのか?というとこなんですが、正直僕は違いは分かりませんでした。
特に機能的な差を感じることはなかったです。ですので、3つ穴タイプに関しては「メーカーの違い」だけを認識してもらって大丈夫なのかと思います。
迷ったら直感で好きな方のメーカーを選ぶと良いでしょう。笑
円すいタイプ
こちらは代表的なメーカーとしてコーノ社そして後発のハリオ社、この2社が有名です。
円すいのカタチはコーノ社が特許みたいなのを持っていて(詳しいこと忘れてしまいました)、その有効期限がきれて他メーカーが参入してきたと聞いています。
円すいの元祖はコーノ式なんですが、ハリオ社の円すいドリッパーを含む、その一連のグッズがコーヒーコーナーで目立つようになってきていると思います。
それでコーノ社とハリオ社の違いは?というと、これもメーカーの違いだけでカタチはほぼ一緒のようです。
ですから味わいの違いもさほどないように思います。
デザインの違いがあるので、最終的には好きな方のメーカーで選ぶか、ドリッパーのデザイン性で選ぶかになると思います。
あと価格もじゃっかんハリオ社の方がリーズナブルのように思います。どっちがいいのか迷ったら、直感で好きな方を選んでもらって大丈夫と思います。
エピローグ
同じようなタイプのドリッパーなら、カタチ、デザインの違いとメーカーの違いくらいだと僕は認識しています。
ちなみに僕が好きなドリッパーは名門コーノ式です。昔から使っていたので、慣れ親しんでいるから、それが最大の理由です。もちろん僕の好きな味わいが再現できるから、も大事な理由です。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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