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エッセイ
来月3月29日で、島珈琲は21周年を迎えます。
この岡町本店を2002年にオープンして、島珈琲はスタートしました。
当時26歳、なので現在47歳になっております。
ほんとうにいろいろと変わってきたなぁ、と思いまして。
ちょっとずつ歳が身体に表れてきてますね、考え方もです。
最近、歯磨き粉は「ガム」を使ってます。
液体歯磨き粉で、液体なので「粉」の字が付いていることに違和感ありますが(笑)、これを使うと味覚が冴えるので常用しております。
若い頃は普通の歯磨き粉で問題なかったのになぁ。
風邪になったら風邪薬を飲まないと治らなくなったように、何か「モノ」に頼らざるを得なくなった、と歳を重ねたことを切実に思っております。

煙突掃除
岡町本店の焙煎機にはアフターバーナーと呼ばれる、、煙を焼く装置を配備しており、よって煙突の内部の汚れはほとんどなく、掃除は必要ないのですが、高槻店はその装置は配備していないので3ヶ月に一度、煙突掃除が必要となります。
三階建てビルの屋上まで伸びる煙突。
煙突用のブラシに棒をジョイントしていって、その高さまでゴシゴシしながら掃除して行きます。
で、煙突掃除する場所がまた狭いので、その作業がすんごい疲れるんです。
これは歳とったらかなりきついで、と前から思ってまして、今期とうとう煙突掃除が楽にできる道具を買うことを決めました。
そんなにニースがあるものではないので、結構なお値段するのですが、身体のことを考えればプライスレスです。
今まではパワーと気合で乗り切っていましたが、気合だけではどうにもならなくなってきているなぁ、と感じております。
いろんなところで、モノに頼るようになってきました。
若い頃に戻りたいか
というと、そうは思わないです。
今が楽しいですし、歳とってからしか見えない世界もあって、若い頃に戻りたいとは思わないです。
積み上げて来たところ、山腹のあたりから見渡す景色もまた素晴らしいものです。
今だからこそある感受性や考え、ちょっとずつ覚えてきた身のこなし方や、世渡りにおける老獪なテクニック、などなど今は今でしかない楽しい部分があるので若い頃に戻ってやり直したい、とは僕は思ってないです。
このまま良い歳の重ね方ができるように、今をじゅうぶんに楽しんでいこう、そう思ってます。
歳とってどんどんと良い顔になっていけるよう、楽しみながら努力していきますね。
それでは、どうぞ良い日曜日を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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