勢いがあるからこそできること
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エッセイ
土曜日・日曜日は沢山のお客さんがあって、コーヒー豆の在庫はすっからかんとなりました。
明日は5時半起きで焙煎です。
しかもありがたいことで、発送も沢山。
感謝感謝です。
仕事があることに感謝、ご注文があることに感謝です。
さて今日は高槻店の焙煎機のメンテナンスです。
午前中に終わらせて午後からはカミさんと買い物に行く予定、今日もスケジュールいっぱいですが楽しんでいきますね。
島珈琲高槻店はこの11月21日を10周年を迎えます、島珈琲自体は21年目に突入していまして、ふと開店した時のことを思い出していました。
勢いで開業した島珈琲
コーヒー豆屋さんをしたい、その思いから着々と準備をしてましたが、出店する年齢とか時とかは決めてはいませんでした。
お金もあまりなく、まだまだ先だろうと思っていたのですが、ハワイ島へコーヒー農園で働きに行った時に、その農園で働く日本人の方が1人おられ、その方とある期間一緒に働いていたのですね。
その方が「島さん、日本に帰ったらなんかやらないといけないですね」と言われてその言葉に触発されて、日本に帰ってきてすぐに出店の準備にかかったのです。
親がお金を借してくれまして、そのお金とわずかに貯めていた貯金で島珈琲岡町本店を2002年の3月29日オープンしたのでした。
齢26歳でした。
いやーほんとに、勢いで出店したようなもので、経営のことなんて何もわかってなかったですし、コーヒーの技術だってその時は大丈夫と思ってましたが、振り返ればまだまだで、よくそれで出店したなと思うくらいです。
若さゆえの勢いでの出店でした。
でもそれで良かった
でもその勢いがなければ、じゃあそこそこの年齢になった時に出店できたのかというと、二の足を踏んだかもしれない。
世間を知れば知るほど、躊躇する材料も増えるだろうから、その時のように勢いだけで出店ってできたのだろうか、とふと思うこと度々あるのですね。
2002年から2005年までは、岡町本店も月曜日を定休日にして、火曜日から日曜日まで10時から19時で毎日営業してましたが、朝刊の新聞配達のバイトをしながらで、売り上げも乏しく、試練の時ばかりでしたが、それでもその経験を若い時にできてほんとうに良かったと今では、その経験は自分の宝となっております。
若さゆえの勢いっていうのも大事なんだな、と時々思い起こしたりしています。
いろいろ考えると一歩がでないけど、時には考えを振り切って、不安材料を振りほどいて、ええいと勢いで行くこともまた大事、煮詰まった時に、あの頃を思い出しそんなことを思ったりしています。
勢いって大事、の今回のお話でした。
それでは、焙煎機のメンテナンスしっかりとやってきますね。
どうぞ良い1日を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
YouTube 自家焙煎島珈琲ch 10月21日新しい動画アップしました!
今回は「プロもおうちでしているコーヒー豆を粉にしたその保存方法」 です。
是非ご覧くださいね!
次回は11月4日金曜日にアップロードします。
島 規之
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