グァテマラが新豆にチェンジしましたYO
今朝、1階で顔を洗ってさぁバイクに乗ってお店に行こうと思った瞬間、2階からとうちゃん行ってらっしゃーい!と娘。
何でもない日常のシーンかもしれませんが、たったひとこと、たったひとことの言葉をもらうだけで、こんなに元気になるんだ、と思ったり。
寝ていると思っていた娘からの突然のひとことで、今日 僕は元気です。笑
たったひとこと、言葉って大事だなぁと改めて。
娘から教えられています。
さて、今回は島珈琲のグァテマラが新豆に変わりましたよーというお話です。
今年の新豆は力強い味わい
島珈琲と言えばグァテマラ、と言われているくらいグァテマラには力を入れています。
僕自身、好きな銘柄というのもあって、若干この銘柄をえこひいきしているかもですが(笑)、今回も良い豆を仕入れることができました。
おかげ様で島珈琲は、年間使用する量を商社さんに取り置きしてもらえるようになり、安定して味わいをお届けできるようになりました。
グァテマラは昨年モノと変わらず、「アンティグア・ジャスミン」をご用意します。
年間、使うであろう量は取り置きしてもらっているので、安定して味わいをお届けできるという、安堵感が僕のなかにあり、この安堵感はお客さんが島珈琲を支えてくれるこそ、と感謝しております。
昨年のクロップは上品な感じでしたが、今年はどっちかいうと味わいは全体的に力強い感があるように思います。
アンティグアの優秀な小農家さんのコーヒー豆
美味しいコーヒーを産出するグァテマラの一つの地域である、アンティグア。
そのアンティグアでも大農園ではなく、優秀な小農家さんが集まり出来たコーヒー豆が、このジャスミンです。
香りが強く、そして上品で複雑な味わい、僕は少しグレープのような味わいもうっすら奥に感じるように思ってます。
そして今年のモノは全体的に力強く、口の中でいろんな味わいが押してくるような感じです。
このコーヒーを今年1年間安定して使えると思うと、嬉しさとワクワクとが交錯したなんとも言えない、焙煎士としての喜びが湧き出てきます。
この美味しいコーヒーを育てくれた農家さんに感謝。
輸入することに関わる方々に感謝です。
美味しいコーヒー豆を目の前にすると、腕がなりますね。
年末の繁忙期、美味しいコーヒー豆たちをお届けしますね。
それでは、新しいグァテマラコーヒーもお楽しみくださいね。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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