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フレンチプレスは粗挽きがいいの?

粗挽きというと、何をイメージされますか?
僕は粗挽きソーセージとか、コショウとか、ですね。

 

なんだか美味しいそうなイメージを持っているのは、テレビのCMに刷り込まれているせいでしょうか。

 

粗挽きとは読んで字の如く、粗く挽くので、端的に言うと優しい味わいになる、ということです。

 

味わいをシャープに出すという感じでなく、ふんわりと味わいを奏でる感じですね。
例えると音楽でいうトランペットではなく、トロンボーンな感じ、ごめんなさい、音楽のことあまり詳しくないのにもっともなように書いてしまいました。

 

野球の打者でいうなら、小技ができるというよりは、長距離砲のバッターのような感じが粗挽きです。(って、よけいややこしいわ!)

 

話を戻しますね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

フレンチプレスは粗挽きがいいの?

 

コーヒーは器具によって挽き方を変えるのは、ご存じだと思います。
だけどどう変えるのか、それが曖昧なために「コーヒーはわかりにくい」を助長しているのかなぁと思ってます。

 

きちんと決まった定義がないので、お店によって、人によってまちまちなのですが、僕はフレンチプレスにおけるコーヒーの粉の挽き方は基本、中細挽きでお出ししております。

 

もちろんお客さんが「粗挽き」がいいと言われたら、そのようにさせてもらっています。

 

ではフレンチプレスの挽き方はどちらがいいのか?
いえ、どちらも正解なんです。

 

何が違うのかをこれから説明しますね。

 

フレンチプレスとは、そこへ粉を入れてそのままお湯を注ぎ、3分経てば、ギュッと成分を出し終えたコーヒーの粉抑えて、その抑えた金属のフィルターを通し、コーヒーの抽出液をカップに注ぎます。

 

この時、粗挽きですと粉の粒子が中細挽きより大きいので、その金属のフィルターから粉が通らないのですね。

 

飲み終えたカップに粉が溜まるか溜まらないか

 

粗挽きの場合、金属のフィルターから粉が通らないので、コーヒーの液体にざらつきが少なくなる。
そして飲み終えた時にカップに残る、ちょっとドロッとした粉の量がやや少ないと感じています。

 

では中細挽きならどうか。

 

味わいはこちらの方が濃くなります。
粉とお湯の接している面積が大きいのは中細挽きになりますので、同じ3分ならこちらの方がやや濃い味わいになります。

 

ただし粉の混入率は、中細挽きの方が粉が小さくフィルターを通り抜けていく可能性は高くなるの、で大きくなります。

 

でもどちらの場合でも粉にしたときに、微粉というのが発生します。
細かい粉です。

 

これはフィルターを通過してしまうので、飲み終えたあとカップの底に溜まります。

 

どちらにしても残る粉の量は僅かの差なので、僕は中細挽きの方を選び、味わいが濃くなる方をとっております。

味わいの濃淡か、粉の混入率か。

 

どちらをとるかで、挽き方も変わる、そういうことなんですね。

 

粉がカップに少々入るのが多くても、濃い味わいにしたいなら中細挽きに。
味わいも大事だが、粉が入るのを極力抑えたいのなら、粗挽きを。

 

こんな感じで僕は考えております。
参考になれば嬉しいです。

 

それでは今回はこのへんで。

 

寒さ厳しい時季、お身体に気をつけてくださいね。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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