カフェをオープンしたいあなたへちょっとアドバイス~接客編~
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カフェオープンに参考になる話 コーヒーのようなブログ, 愛, 笑顔, 経営, 美味しいコーヒー豆
プロローグ
今日は小学校からの友だちが岡町本店に来てくれて、手を止め少しの時間、昔話に花を咲かせていました。よく飲みに行っている友だちで、歳をとってくると飲み方、食べ方、時間の使い方、変わってくるよねー。
なんて、アホ話を交えてしゃべっていました。友だちといると仕事を忘れてしまいそうです。お互いに時間を作れない僕たちにとっては、訪ねてくれることはほんとにありがたく思い、来てくれるたくさんの友だちにそっと感謝しております。こんな時お店をしていてよかったなぁとささやかな幸せ感じます。
そんな僕の話はどうでもいいことですよね。
こんにちは、焙煎アーティスト島規之です。
接客こそが1番です!
このシリーズでは味についてとか書いてきていますが、僕自身お店を経営するなかで、1番大事にしていることは焙煎の技術でもなく、コーヒー豆の素材の目利きでもなく、コーヒーの抽出のレベルの高さではなく、それは接客のレベルの高さだと考えてます。
どんな良い商品でも、笑顔なく「どうぞ」と言われれば、
感情が入っているのか、入っていないのかわからない「ありがとうございます。」と言われれば、
その商品は間違いなくランクは落ちてしまうでしょう。
良い商品を作ることは大前提です。技術も目利きもとても重要です。
でも、最後に商品に花を添えるのは言葉であり、笑顔なんですね。
ここに心がこもってなければ、美味しさや良さは伝わらないと思うのです。
中国料理店で学んだこと
高校を卒業して、僕は中国料理店に就職しました、コックの見習いとして。しかしあまりの厳しさにケツを割ってしまい、泣いてホールのウェイターに配置転換してもらいました。
料理の美味しさは有名で、土日はいつも満員に。250席くらいお店でした。厨房とホールは分離式で僕はいわゆる配膳係でしたが、そこでお客さまが喜んでもらうことがとにかく楽しかった。いつも笑顔でいれるように、自宅の鏡の前でよく笑顔の練習をしていました。(ハタから見られてたら怖かったかもね 笑)
そうすると僕が料理したわけでもないのに、お客さまが笑顔で「美味しかった、ありがとう。ご馳走様」とよくお声をかけてくれるようにました。逆に厨房のミスで、お客さまを怒らせてしまい先生から説教を受ける生徒の如く、30分くらい背筋ピンッ!の姿勢でクレームを聞くこともしばしばありました。
その時はとにかく話を聞き、謝りましたね。
このことから、僕はお客さまの満足度は美味しいよりも接客で計られている、と実感しました。クレームに関しては前もって一言声かけることでだいぶ解消することもわかりました。
笑顔・挨拶・思いやり。僕の経験から、これらが商品の満足度を2倍にも3倍にも引き上げるものだとお伝えしたいのです。
エピローグ
カフェを目指すあなたには、料理の研究も大事ですが、笑顔を磨くことも大事だと思います。普段から笑顔でいること、心がけてくださいね。接客の基本は笑顔です!そしてちょっと幸せにする一言です。あなたなら何を言われたら嬉しいですか?
あとテクニック論を少し添えるなら、心理学の本(難しいのではなく、比較的易しいの)を読むと人間の自然な行動を知ることができるので、接客には参考になりますよー。
この記事があなたの夢にお役にたちますように。
実はこれを書いていて僕もまだまだできてないや と思いました。人生は修行だな。笑
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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