麻袋ぞくぞくと (5129)
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coffee
ドキドキした方が経営的にはいいのでしょうけども、たまにはね、余裕を持った通過もいいもんです。
そして月初は注文していたコーヒー生豆の麻袋がドサッと入荷します。
今日は麻袋は4本、1本30キロから35キロのものでブラジル・コロンビア・グァテマラと島珈琲の主要の3本柱とグルメロブスタと呼んでいるロブスタ種のコーヒー豆を1本。
グァテマラのパノラマ農園産のもので、島珈琲では一部の深焙煎のブレンドに少量混ぜております。
これがですね、少量の混合率でもしっかりとコクが出せて美味しくなるのです。
家ででもそのロブスタ種を入れたブレンドを飲んでいますが、ロブスタの特有の味わいはほぼ感じず、うまくブレンドの味わいに溶け込んでしっかりとコクを出し、旨味を一ランク上げてくれるのですね。
その生豆1本も本日入荷しました。
コーヒー生豆が到着すると
まず開封して、コーヒー生豆の状態をチェック。
両手ですくい上げ、顔に近づけて色などをチェック、そして香りをチェックします。
いい豆は焙煎する前の生豆の状態でも、フルーツのような香りを感じます。
コーヒー豆も農作物ですので、その時その時に変化もありますので、そうしたことも含めてまずは開封してチェックします。
中にはプラスチック製の袋が
昔は麻袋の直接コーヒー生豆が入っていたのがほとんどでしたが、輸送中にダメージがないように、一部麻袋の中でプラスチック製の専用の袋に入って輸入されてきます。
島珈琲に納品される麻袋の生豆は全部そのプラスチック製の袋に入っているもので、それに入っているかいないかで、昔の記憶を照らし合わせてみるとやっぱり入っている方が鮮度が違うとと感じています。
1袋30キロから35キロ、時には60キロ70キロの重さのコーヒー生豆の麻袋。
輸送の経路を思い浮かべてみると、まずは精製された場所からトラックに積み港の倉庫へ、そして船積みされるためのコンテナに運ばれて、コンテナに乗った麻袋は船で目的地へ、目的地で船から降ろされたコンテナからコーヒー生豆の麻袋が降ろされ、そして倉庫へ、そして倉庫からまたトラックの載せらられて目的の前にターミナルへ、そしてターミナルからお店や工場へ運ばれる。
輸送が長いですよね。
こうして届けられたコーヒー生豆が各々で焙煎されるわけで、長い道のりと多くの人の手がかかっているコーヒー豆。
大事に焙煎して、皆さんにお届けしますね。
それでは、どうぞ良い週末を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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