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パンチング

公開日: : coffee

最近、ブログのタイトルをあまり考えないようにしています。
タイトルで、読みたい!と思ってもらうことはほんとは大事なんですが、もうね、読んでくれる人だけ読んでくれればいいと思ってますので、あえてタイトルで興味を引こうと思っておりません。

 

今回のタイトルだって、なんのこっちゃですもんね。
毎日楽しみにしてくださる方に届けばいい、最近はこんな想いでブログを書いております。

 

いつもお付き合い頂き、ほんとうにありがとうございます。
さて、昨晩は焙煎機のバーナー部分のメンテナンスをしました。

 

バーナー部分のつまりがないように、ゴミを取り除く作業なんですが、かえって詰まらせることもあって、なんとか焙煎できる状態にはしましたが、このブログを書いたあとメンテンナスの続きをしようと考えてます。

 

今回は島珈琲高槻店の焙煎機のお話です。

 

 

焙煎機の正面からの写真ですが、中央に小窓がありますよね。
この小窓で、焙煎機の釜の中の様子が見ることできるようになっています。

 

強化ガラスで出来ていますが、焦げがつくので時折はずして金タワでゴシゴシ擦ってその汚れを落としてあげます。
昨晩はバーナー部分をライトをあてて掃除していました。

 

そうしたらなんかカッコイイ写真がとれたのですね、それがこちらです。

 

 

焙煎機の釜がバーナー側の下からライトに照らせれ、釜のパンチング部分がなんか綺麗に投影されていました。
釜はステンレス製のパンチング上になっていて、バーナーの熱がそのパンチングの穴から入り込み、コーヒー豆の焙煎を進行させていきます。

 

この穴に直接火が入らないようにバーナーの背は低くし、更にはバーナーから釜までの距離とって、遠火の強火を実現させています。
熱カロリーが高いと香りの出方も良くなり、豆のもっている個性的な味わいもよく表現できるようになります。

 

かといってカロリーが高すぎると焦げが出来て、嫌な苦みを付け加えてしまうことになるので、遠火の強火によって焦げさせない様に施されています。

 

コーヒー豆の銘柄それぞれの香りと個性的な味わいを引き出しながら、余計な味は付け足さない。
そして更には通常なら焙煎機の釜は鉄でできていることが多いのですが、高槻店の釜はステンレス製で、そのステンレス製の釜が味わいをすっきりとさせ飲みやすいコーヒーを作ることができているのです。

 

島珈琲の味わいは、こうした特徴ある焙煎機が作り出してくれているのです。
なので、メンテナンスはきっちりとして、その性能を最大限に引き出すようにしております。

 

ということで、この後はお店の営業の合間を見て、バーナー部分のメンテナンスの続きをしますね!
それでは。

 

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之

 

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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