質問！コーヒー屋って楽しい？

昨晩、帰宅すると玄関のヘルメットを置く場所に、段ボール箱に入った折り紙のチェーンが置かれてました。
そのダンボールに「とうちゃんなかみのとって」と娘の字で書いており、箱ごと持って居間に行きました。

それを見た瞬間に、1日の疲れも取れ、ほっこりとなりました。
ありがたいなぁと思ったり。

日々にあるこうした小さなしあわせ。
それを味わうことができることだけでも、大きなしあわせ。

些細なことだけども、小さいしあわせに築き積み重ねていくことで、心の豊かさは育まれるのだと思う。

自分もまた、誰かに同じように喜ぶことを考えて。
そうした、些細なしあわせが循環することで良い流れができるのでしょうね。

そんなことを思いながら、その娘からのプレゼントを見つめていました。
その娘が、コーヒー屋の仕事って楽しい？って昨日は何回も聞いてきたんです。
それについて今回は、書いてみようかと。

めちゃくちゃ楽しいです！

娘から聞かれ、うんめちゃくちゃ楽しいで！と答えました。
何が楽しいって、そうですね、自分の作ったコーヒー豆、焙煎したコーヒー豆をお金を払ったにも関わらずありがとうと感謝されると、ほんとうに嬉しいし、そう言ってくれる人によっしゃーもっと美味しくなるように頑張るでって思えるから。

自分が作ったモノを喜んでもらえるしあわせ、作って作った本人が販売しているので、直で感想をもらえることがめっちゃ楽しいに繋がっていますね。

もちろん、コーヒーの焙煎が好きで、好きなことを仕事にしていることもあります。
楽しいだけでつらいことや、苦しいことはなかったのか、というともちろんありましたし、これからもあるはずです。

ただつらいと思うことはあっても、つまらないとは思うことがなかった、から続けてこれた、そしてお客さんが励ましてくれたからここまでこれた、というのもあって、支えてもらっていることもまた楽しいと思えるひとつです。

ほんとにお客さん島珈琲ファンの皆さんには感謝です。

好きのパワー

つらいこと苦しいことはやっぱりお金のこと、ですね。
経営しているわけですから、売れてお代金を頂かないことには、仕入のお金を用意したり、お家賃を払ったりできないわけですし、ましてや家族と自分自身も食べていかないといけないわけで、ないと行き詰りますもんね。

売れない時期もありました。
でも、好きなだからこそ、いろんなことを我慢したり、楽しみに置き換えたりしたり、出来たわけです。
だから、コーヒーの焙煎が好き、それを購入してくれるお客さんが好き、という「好き」のそのパワーはキン肉マンで例えると火事場のクソ力くらいのパワーがでるのです。

好きという心は、ほんとうに強いパワーと忍耐力と考える力を与えてくれる、そう感じてます。

好き、だからこそ楽しい。
だから楽しむためには何が好きなのかということを考える、ということがとても大事なことではないか、と考えたりしてます。

娘に楽しいって聞かれて、娘にはそこまで伝えてないけども、考えていたことはこんなことでした。
好きなことをして、そして応援してくれているお客さん、それから島珈琲ファンの方に改めて深い感謝を。

いつもほんとうにありがとうございます。

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト　島　規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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