開業17年 コーヒーの価格の流れ
島珈琲が開業したのは2002年3月29日。
次の3月で開業18周年となります。
2009年にcafeBeオープン。
2012年に高槻店がオープン
2017年に島珈琲が法人化 島珈琲株式会社に。
島珈琲の年表はこのようになります。
日曜日は日曜日だけが営業日の岡町本店に、毎週来ています。
こちらには開店当初の古い資料もあって、たまに見たりすると懐かしく、そして時間の経過に改めて驚いたりしています。
岡町本店をオープンした当初、その時に作ったチラシがありました。

100g380円からスタート
そ、そうなんですね。笑
420円からスタートしていると思ってたら、380円からスタートしてました。
2002年、消費税率は5%でした。
当時はコーヒーの原材料価格が今よりも随分と低く、この17年の間に、当時は高級ではなかった豆も状況がかわり高級豆となって、仕入価格が2倍近くになったものもあります。
為替の問題だとか、いろんなことがありますが、コーヒー豆の原材料の価格も年を重ねるごとに少しずつ価格が上昇。
それと伴って、100グラムの価格も徐々に上がり、現在島珈琲では100g490円の税別なっております。
税別ですので、正確には税込みだと529円となり、当時は税込み380円でしたので、実に17年で税込みで150円もアップしているのです。
消費税とコーヒー豆原材料のアップ
輸送コスト、人件費、そして消費税など他、のアップがあり、コーヒーの販売価格も上がっています。
今後、どう変わっていくのか、というのは、なんとも言えないですが、この先、何年か後には世界におけるコーヒー豆の需要と供給が逆転すると言われています。
なので、これ以上、下がるという確率はかなり低いですが、僕自身は、島珈琲は皆さんの生活の中にあるコーヒーという飲み物をいつも手に届く範囲での価格で、というのが僕のコンセプトですので、お客さんのいいコーヒーを選別して、焙煎でその個性をめいっぱい引き出し、生活のなかにあるコーヒーをお届けしたい、と考えてます。
「高級」だけにこだわらずに、素材の良いを見抜いて、お客さんの生活にいつもコーヒーを、が容易にできる価格を努力していきたいなぁと。
開店当初のチラシを見ていて思ったことは、概ねそんなことでした。
20周年に向けて頑張るで!
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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