モノを買っているのではなく、実は体験を買っている

先日から、モノを売るのではなく体験を売るという、エクスペリエンスマーケティング、略してエクスマと呼ばれていますが、そのマーケティング塾の上位コースに通っております。

そこではビジネスで役立つ「人前で話すこと」を中心にいろんなトレーニングや勉強をしており、良い仲間に囲まれながら、お互いに切磋琢磨を。

塾の期間は半年。
月1回ほどの割合の日程でその塾がありまして、その都度宿題があり頭を悩ましております。（笑）

いろんな視点が大事だなぁと思いまして、まずは自分が買う側なら何の体験を買っているのか、ちょっと考えてみました。

こんにちは　焙煎アーティスト島規之です。

ケーキを買いに行きました

何もなければ、木曜日は家に早く帰る日と決めています。

娘はもうすぐ運動会、その練習をすごく頑張っていると奥さんから聞きまして、よし今日はお土産にケーキを買って、喜ばせようと考えました。

ケーキを買うなら、そう高槻では有名なアンシャンテさんへ。
ちょっと大人の味わいのケーキ屋さん。

アンシャンテの山添シェフとは、「障がいのある方の働く場所を増やそうプロジェクト」に参加している仲間でもあります。
僕がケーキを購入することを、きっと喜んでくれるだろう、と。

家に帰るまでの道のりにあるケーキ屋さんは通り過ぎ、わざわざ遠回りしてアンシャンテさんへ。
娘が喜ぶ、イチゴのショートケーキを買い、アンシャンテの山添シェフと少しお話して家路へ。

ケーキの入る箱を渡すと、娘は満面の笑みを浮かべ、食後に頂き、みんな笑顔の団らんを楽しみました。

どんな体験を買ったのか

ケーキというモノを買いました。
ですが僕が欲しかったのはケーキだけではなく、山添シェフの喜ぶ顔であり、そして娘が喜び笑顔でケーキを頬張るその光景が見たい、その体験と一緒にケーキを買ったわけです。

美味しいケーキを食べたい、もちろんこれも事実、そしてその先にある「娘の笑顔を見たい」その体験をも買ったわけです。

これが売る方としての「体験を売る」ということで、そしてそれを伝えること、これが大事だと、マーケティングの師匠　藤村正宏先生は言われます。

例えばちょっと角度を変えてみて、置き換えてみて、コーヒー屋の僕の場合なら、

「香りで喜ぶ奥さんの顔、見たくありませんか？だったら始めよう、おうちでコーヒー！」
「奥さんを香りで喜ばしてお小遣いアップ大作戦、おうちでドリップコーヒー始めませんか？」

と、家でコーヒーを淹れようかなと迷っているご主人に向けた、キャッチコピーが生まれるわけです。

ということを考えておりました。

アンシャンテさんのケーキは味わいはもちろん、山添シェフの喜ぶ顔を見れ、そのケーキで満面の笑みになった娘を見て、僕はしあわせな気分に浸れました。

アンシャンテさんの詳細はこちら
http://www.patisserie-enchante.com/

置き換えて考えてみる、ということですね。
さぁて、宿題考えよ！

それでは。
いつもありがとうございます。

焙煎アーティスト　島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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