何をするにもカクゴっているよね
さて、久しぶりにブログを書くネタが思いつきませんでした。
いつも日々のパターンとして、朝 お店に来たら焙煎機のスイッチを入れて暖機している間に、掃除と段取りの一部をすまし、そして焙煎。
焙煎が終わると開店前のお掃除を。
開店前に時間があれば、発送のパッキング、10時に開店後も発送が終わってなければ引き続き。
そして終われば、ブログを書いて日常業務に移る、こんなパターンで書いています。
前日にブログのネタを思いつかなければ、ギリギリまで考えていますが、今回は書く時間になっても思いつかなかったので「カクゴ」について。
どうしたん?なんかあったん?
いえいえ大丈夫です、まぁちょっと聞いて下さい。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
いよいよです
僕のコーヒー本がいよいよ発売になります。
もうすぐか、GWの連休明けになるのか、ちょっと微妙なところですが、販売が間近なことは間違いありません。
出版社さんが今、最終チェックをしてくれているところです、告知はもうちょっと待って欲しいとのことでした。
なんかドキドキしますね、アマゾンから発売されますので、もうちょっとお待ちくださいね。
そして、カクゴのお話。
本の発売が決まり、真っ先にに頭に浮かんだことは、この先どんなレビューが書かれるのだろうか、ということがでした。
良いことばかりではありませんよね、感想って。
どんなことを書かれるのか、ヘビー級のパンチのような強烈なダメージの残るレビューだったらどうしよう、もし傷ついたとしたら僕の心は耐えることができるのだろうか、そんな不安が真っ先に襲ってきました。
こう見えても、ってどう見えているかわかりませんが(笑)、結構弱いのですよ、僕。
だからカクゴ–覚悟–が必要なんですね。
楽観的な境地は悲観のこえたところにある
本だけではなく、こうしてブログやツイッターなどSNSなども一緒です。
どこかで何かを言われるかもしれないですよね、良くも悪くも。
それを気にしてたら書くことはままならないですよね。
文字だけではなく芸術だってそう、表現するものは全てですよね。
コーヒーだって、同じ。
批判されることを恐れていたら何も手にすることはできないし、それを避けて無難な道を選んだって一緒のことですもんね。
僕の中で好きな言葉があるんですね、それが「楽観的な境地は悲観のこえたところにある」この言葉です。
これの意味は、悲観を通り過ぎそして超えたときに、楽観的になれるということなんですが、どういうことかというと、まず悲観的なことを受け入れてしうまうのです。
今回の本の場合もそう、もしかしたら批判的なレビューがあるかもしれない。
沢山の自分の想いとは相反する言葉が並ぶかも知れない、悪い結末とマイナスを想定してそれを受け入れてしまうのですね。
そして、いろいろのマイナスを覚悟して受け止めたら、「うまくいかないかもしれない、それでもいいや」
って、そうして結果を気にしないようになれるのかな、と。
悪い結末を考えて、受け入れて、マイナスを覚悟して、そしてその悲観を超えて、楽観的になる。
そして最後に、でも大丈夫、と根拠のない自信をもつ。
覚悟を決めて、そして楽観的に生きる、決して簡単にできることではないですが、僕はこうしてそれを新しいことに向かう時の心構えにしています。
今回はそんなカクゴのお話でした。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 工夫 (4943) - 2024年4月27日
- 島のひとり言 (4942) - 2024年4月26日
- 今期のマンデリンを決めました (4941) - 2024年4月25日
関連記事
-
豊かさ ってなんだろ
昨日 嫁さんと最近どうしてこんな凶悪な犯罪が日本で増えているんだろについて 話してた確かにインターネ
-
実は中華料理のコックを目指していた
高校を卒業して就職した会社は、中国料理店。 コック見習いとして勤務し始めました。 お客
-
そぎ落としてシンプルに辿り着く
コーヒーの焙煎が好きで、好きが高じてコーヒー屋、焙煎屋を始めました。 島珈琲を開業して、もうすぐ20
-
僕のコーヒー本 もうそろそろです
だいたい僕の感覚では、お店がバタバタするときは通販が閑古鳥で、逆に通販がバタバタな時はお店が閑古鳥で
-
明けない夜はない 考え続ければヒントが閃くはず
岡町本店は次の三月、2022年の3月29日で開業20周年を迎えることになります。 ここまで続けてこれ
-
カーネギーの言葉をかりて
人生はまさにブーメランだ 人に与えたものは手元に返ってくる とは カーネギーの言葉 手元に返って来て
- PREV
- ブレンドのネーミングはどんなふうに決めているのか
- NEXT
- 甘みのあるコーヒー豆をください