焙煎?ドリップ?コーヒーの味わいはどこで決まる?
プロローグ
昨日9月24日からマーケティングの勉強をするために、エクスマ塾に通いだしました。
エクスマ塾とはエクスペリエンスマーケティングの略で、「モノを売るのではなく、体験を売りなさい」と言うことが考えの底辺にあり、コーヒーで置き換えるとコーヒー豆を売っているのではなく、コーヒー豆を買うことによってコーヒー豆のある素晴らしい生活を売っていることを伝える ということになります。
皆さまにもっと島珈琲のコーヒー豆で幸せになってもらえるように、しっかり勉強してきますね。
そのため10月はとびとびでお休みを頂きますので、こちらのホームページの営業カレンダーで確認してくださいね。赤色がお休みの日です。
http://www.shima-coffee.com/shopinfo/takatsuki/
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
コーヒーの味わいはどこで決まるのか?
ご家庭でコーヒーを淹れて飲まれるお客さまが購入されるのは、ほとんどが焙煎されたコーヒー豆ですね。
その購入する豆を店頭で粉にするために挽いてもらったり、またはおうちで挽いたり。
お客さまが選択できるのは、コーヒー豆を購入するお店を選ぶことからになります。
プロの目線はどこからかなのかをお話しますね。
まずは素材から
まず素材、焙煎する前のコーヒー生豆を選ぶところから始まります。
コロンビアの○○県 ○○農園の○○種 というところまで選ぶ基準があるのですが、良い素材を手に入れるためには良い素材を輸入してくれるバイヤーさんと繋がることがまず1番重要となります。
味わいの決まる順番でいうと、
コーヒー生豆(素材)→ 焙煎 → 焙煎豆の管理 → コーヒー豆のカッティング(粉にするマシンの質)→ おうちでの豆・粉にしたときの管理 → 抽出 という順番です。
素材の良し悪しは焙煎の技術だけではどうにもなりません。焙煎は良く悪くもその豆の持っている味わいを100%引き出すための作業なので、良くない味を美味しく変える魔法の技術ではありません。
ということで、良い素材を仕入れることが美味しいコーヒーを作るための僕たちの役目となります。
エピローグ
コーヒー豆の管理を間違うとすぐに味わいに影響があるので、すごくデリケートなんですね。
例えばコーヒー生豆をコンテナで海上輸送中、近くに臭うものがあるとコーヒー生豆にそのニオイが移るということもしばしばあります。
コーヒーはまこと繊細なものなんです、奥の深さはそこにあるんでしょうね、きっと。
奥の深さ、ちょっと意識して楽しんでくださいね。
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト島規之のブログ
島 規之
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