お客さまのプライドを守るためにやってきたこと
プロローグ
僕はツイッターをしているんですが、ほんとに何気なくツィートしたものが反応が良いときがあります。数字的にはびっくりするほどでもないのですが、僕にとってものすごいことなんです。笑
昨日のツィートで反応が良かったひとつがこれです。
アイスコーヒーのシュガーシロップはここのこれがオススメ!
混じり気のない純糖シロップ。アイスコーヒーのために開発されたらしく、入れるとコクが増します♬ pic.twitter.com/b3iiRALkMp
— 島珈琲 島 規之 (@shimacoffee) 2015, 8月 26
純糖シロップを紹介したら、こんな黒いのがあるなんて知らなかった~っと。
僕からするとなんでもないことだったんですが、「何でもないこと」と思っていることほど案外 伝わってなかったことを再確認しました。うん、ツィッターっておもっしろいなぁ。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
お客さまのプライドを守るためにやってきたこと
これも昨日のツィートで反応が良かったものです。
理由のない、安売りって生産者も売り手も疲労してしまう流通モデルと思う。
僕は今まで13年間セールを一度もやりませんでした。
お客さまのプライドを傷つけないために。
自分のやってきたことが、最近間違ってなかったなぁと感じます。
今日もお客様のプライドのために。よし、ゆこう。
— 島珈琲 島 規之 (@shimacoffee) 2015, 8月 25
2002年に島珈琲を開業して以来、一度もしなかったことはコーヒー豆のセールです。
最初からそうしようと決めていたのではなかったのですか、ここまでの道のり途中で、お客さまがわざわざ島珈琲にコーヒー豆だけを買いにお店に来られていることに気づき、気づいた時にめちゃくちゃ感謝しました。
同時にそれはお客さまがプライドを持って島珈琲に御来店くださっていることに気づいた瞬間でした。
それ以来、お客さまのプライドに応えるにはどうしたらよいか?
これが僕のひとつの課題となりました。
だから迷わなかった。
集客したい時、セールをすれば瞬間的には集客出来ますよね。でも、島珈琲の既存のお客さまはどう思うだろうか?たぶんそれを良しとしないし、もしすればきっと既存のお客さまは離れていくだろう。そんな考えでした。
ですから、どんな苦しい時でも既存のお客さまのために島珈琲は「セール」をしませんでした。
僕は今年の9月から「エクスマ塾」に通います。これはエクスペリエンス・マーケティングというモノを売るのではなく、体験を売りなさいということを教えてくださる藤村正宏先生が主催されているのですが、その藤村先生はいつもこういわれます。
既存のお客さまを死ぬほど大事にしなさい。と。
僕のやり方が間違っていなかった、とその言葉を聞いて思ったことでした。
エピローグ
島珈琲にわざわざコーヒー豆だけを買いに来る そのお客さまのプライドに応えるために、迷わず僕は進化して深化しようと日々思うのであった。感謝。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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