ブラジル追加で確保 (5341)
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coffee
更には商社さんに在庫がない、または少ないというところですね。
なぜ少ないのか、円安それから相場高など値が不安定になる要素が多々あり、値の変動に予想がたたない時は在庫を持ちたくないのは誰も同じで、だってそれを買った後に相場が下がって、高い買い物になる可能性もあるから、その損を少なくするために大きく出れないということになります。
実際、世界におけるコーヒー豆の在庫も今現在は少なくなっているようで、それもあって選択肢が小さくなっているのが実情です。
ですから、以前は各生産国からいろんな銘柄から選べたコーヒー生豆も、選択がの幅が狭まっている現状です。

早めの確保
今年は有難いことで、オリジナルブレンドでドリップバッグの製造依頼が沢山沢山あり、去年に契約したブラジルコーヒーの生豆の在庫が予想を上回るペースで少なくなっています。
次に入港してくるのは来年の1月だとしたら、たぶん今の持っている本数じゃ足りないだろう、と先月くらいから持ってましたので、昨日ですね商社さんに電話で連絡を取り、ブラジルの在庫を確認して何本か追加で契約をしました。
それで来年の1月まで足りるのかどうかはわからないけども、当面在庫の心配はしなくても大丈夫そうです。
これからは経営以外に原料の確保にけっこう時間を割かれると思いますし、持続した経営におけるところでもそれは更に重要なところとなる、と思ってます。
状況の変化に柔軟に
昔はこうだった、こうやってやってきた、だけども局面が変わっていくのだから、自分の姿勢や心持ちも柔軟にあらねば、といつも思ってます。
経営とは前例を検討しベストを考える、ではなく、前例を破る、ということを以前に教えてもらいましたので、前例を破るくらいの柔軟な頭を持ってですね、変わりゆく現状に対応していきたいなぁと思ってます。
選択肢が狭まる中、あるもので何を作れるか、が問われていく時代になるのかぁと考えてます。
とにもかくにも、原料がなければお商売になりませんので、いろんなことに先手先手で動いて、でも考えるべきことを一晩寝かせるそんな心の余裕も持ち合わせて、島珈琲は進んでいきます。
それでは、どうぞ良い週末を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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